[読書記録]川のほとりに立つ者は(寺地はるな)
寺地はるなさんの気持ちの寄せ方の優しさを思い知りました。
自分の生きづらさや努力しなければいけない状況を、飲み込めない人もたくさんいるのだと思うし、困っていることやその感情も…、川の中の石は本当にいろいろなのだと思います。
それを「ほとりに立つ者」がいつ理解してもいいし、手を差し伸べなくても、そのままで大丈夫だと認めることができることで世の中はきっと優しくなるのだろうと思いました。
ただ、困っている人が困っていることを全部話せることって本当に、とても難しいことだと思う。
困っていることを話せる相手が誰なのか分かるまでにもしかしたら何年もかかってしまうのかもしれない、と涙がポロリ。
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