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適応障害になって読んだ本
適応障害と診断されて今年の7月から休職期間に入り、先月9月末に退職を決意しました。
早く次の仕事を始めたいけれど睡眠が取れなかったり身体の調子が悪い日があり、病院に通いながら様子をみています。
でも、この3ヶ月の休職でストレスの原因から遠ざかったことにより、かなり気持ちが楽になりました。
次の仕事の事を考えてしまう焦りもあるけど、じっくり向き合っていこうと思います。
これから先、ストレスに直面してもどんと構えていられるよう自分で何か出来ないかと色々な書籍を探しました。
しかし、「認知行動療法」や「コーピング」など様々な書籍があり、どれが良いか悩む方も多いと思います。
私が読んだ本で少しでも参考になればと思いご紹介させていただきます。
「生きづらさの根っこ」の癒し方
この本の中で著者の方が
"セルフ・コンパッション"について
"ありのままの自分を受け入れ、自分を大切にし、寄り添っていく"という意味を持つと話しています。
私も会社にいた時に自分を後回しにしたり感情を抑制して、自分の気持ちに気付かずに過ごしていた結果、ある日突然会社に行く事が辛くなってしまいました。
適応障害の治療に用いられる
「認知行動療法」と「スキーマ療法」の手法を使って自分自身を大切にする方法を教えてくれます。
セルフ・コンパッションを育むことでストレスがあってもブレない土台が出来上がるそうです。
たくさんのワークのなかで私が気に入ったのは
"音楽を味わう"マインドフルネスのワークです。
リラックスできる歌詞のない曲を選び、聞くことに集中する。他のことを考えそうになっても再び音楽に注意を戻す。
扁桃体を落ち着かせて不安や恐怖を鎮め、マインドフルネスによって気持ちを安定化させることが出来るそう。
ピアノジャズを聞いていたらとても心地よくなりました。
眠れない夜に良さそうです。
こころが晴れるノート
こちらは病院の心理士さんにおすすめして頂きました。
読みながら、書き込みをしてワークを進めていきます。
会社に退職を伝える際や気持ちが落ち着かないときにとても役に立ちました。
社長がとてもヒステリックな方でした。
休職を申し出た時もとても興奮して電話で「今すぐ辞めると言いなさい」と責めたてられてしまいました。
その記憶から退職の申し出をするのにかなり躊躇い精神的にしんどかったのですが、こちらのワークで「自動思考」をチェックし説明を読みながら進めていき、退職を伝える日に期限を設けたら驚くほど気持ちが軽くなりました。
繰り返すことが大切という事なので、心がざわつくときにやって行こうと思います。
とても人気の本なのですが、私には少し難しいと感じるところもあったため、心理士さんに時々確認して貰いながら進めています。もう少し分かりやすいものがあったらとも思いました。
バレットジャーナル
人生を変えるノート術
一冊のノートでスケジュールや思考、情報、目標など様々なことを管理できるノート術。
ADD(注意欠陥障害)である著者の方が頭のなかを整理するために試行錯誤して生み出した画期的な自分整理術。
私もほぼ日手帳の1番シンプルなものを購入して、何もない日は書かず、予定のある日や記録を残したい日など何か書き出したいことがある日だけ書いています。
三日坊主ですが、マイペースに出来るため1ヶ月続いています。
休職期間中の運動不足防止のためラジオ体操を第1から第3までその日の体調に合わせて約10分ほどやっています。
こちらも手帳に「体操」と予定を組み込んでおくことで1ヶ月近く続いています。
特に仕事をしていて忙しい時に思考が流されないように書き込むというのはとても良いことだと思います。
まだ、劇的に何かが変わった訳ではありませんが心を整理するためにも続けていきたいと思っています。
ここまでにご紹介した本以外に
治療も大切ですがリラックスするためにもフラットな気持ちで読める本を読むこともとてもおすすめです。
一冊ご紹介すると
〜治療の合間におすすめ〜
「世界は終わらない」
書店員の土田新二32歳は今日もコツコツ働く。
主人公は一回きりの人生について考えを巡らせるのですが、不思議と心穏やかに読めるのです。
ドラマ「僕の姉ちゃん」や「スナックキズツキ」を観てから益田ミリさんの本を読むようになりました。
四コママンガなのでとても読みやすく、どのお話もフラットな気持ちで読めるので心が落ち着きます。
このような感じで、心身を休めてリラックスしながら「自分と向き合う」のはいかがでしょうか。