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ベビーベッドユーザーよ!気をつけろ!筋肉痛が酷くなるぞ!解決策は?

本日の論文は、2021年のカリフォルニア大学の筋肉痛についての研究論文(R)です。面白そうだったのでまとめておきます。

本研究論文の目的なんですが、幼少期に受けるストレスが、その後の生活から来る筋肉痛などの痛覚過敏症になってしまうのは、様々研究では知られています。
腸内微生物叢が、痛みと痛覚を調節し、幼少期のストレスが腸内微生物叢に長期にわたる影響を与えるという認識が、腸内細菌の研究で高まっているため、幼少期にベビーベッドを使ったラットの成体後にプロバイオティクスや抗生物質の持続的な介入によって痛覚過敏を改善出来るかもってところで実験がスタートしています。

要するにベビーベッドを使わなくても幼少期に強いストレスを感じたら、痛みに対して敏感になるってことですな…

実験では、生後2日目から9日目まで、母親とその子供たちは狭いケージに入れられ、10 日目から離乳まで普通の寝具で寝たようです。

その後、
・ラクトバチルス ラムノサス GG 
・8 菌種の混合プロバイオティクス(DSF)
・抗生物質(リファキシミン、ネオマイシン)
・プラセボ
を与え痛覚過敏について比べております。

結果なんですが、
下図はプロバイオティクスとプラセボ比較

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下図は、抗生物質とプラセボ比較

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図の通りなんですが、ラクトバチルス ラムノサス GG 、8 菌種の混合プロバイオティクス(DSF)、抗生物質(リファキシミン、ネオマイシン)グループが、痛みの軽減が見られました。

抗生物質は、家畜にも使われるように、とにかく菌を殺してしまえば、腸内細菌からの影響は受けないという考え方なので、健康に生きたいと願う我々が、使うには現実的ではないのですが…
プロバイオティクスは、増量中なんかは使った方がガツガツトレーニング出来るかもよってことですね。

この痛みは、筋肉痛だけではなく、痛みに対して過敏になるということのようなので、筋トレをしていない人でも何かしらの痛みでお困りの方は、効果があるかもしれないので試してみてください。

という私も母親に確認したらベビーベッドを使っていたたいなのですが、ひどい時は足を引きずりながら歩いていたのですが…よくよく考えると腸活をスタートしてから、酷い筋肉痛無くなった気がします。
ストレッチ種目を多用しているので、筋肉痛は強めに来るはずなんですが…そういえば最近筋肉痛で動けなくなったりしてないなぁと論文を読んでいて思いました。

ということで今日はカリフォルニア大学の論文でした!

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