5月26日 【メモ】笑いとは攻撃 怒りとは無力感への抵抗 感動とは罪悪感の解消【感動の本質】
笑い → 攻撃
笑いとは何かに対する攻撃か、その攻撃の裏返しである。
ある対象への攻撃性が許されている感じがするから、みんな笑う。本来なら攻撃性があって、みんながあっと驚くような所を、なあなあの感じで許されているような気がする。この時の「緊張の緩和」で笑う。「笑ってはいけない」というスレスレのところにあるものこそ笑える。
イジメの時に、笑いが攻撃になるのはそのため。
怒り → 無力感への抵抗
人間が怒るのは、無力感からの抵抗である。人はどうにもならない状況に直面したときに怒る。その時の絶望感が受け入れられないから、その無力感をごまかすために怒る。自分が無力であると感じるのが嫌だから怒る。
もしも打開の方法がわかっていれば、人は怒ることはなく、解決に向かって淡々と行動を始める。怒るのはその糸口を発見できない場合である。
感動 → 罪悪感を解消するために感動する
ラブストーリーを見て人間が感動するのは、そんなふうに純粋に生きていない自分、そんなふうに純粋な恋をしていない自分を許すために感動する。スポーツを見て感動するのは、自分はそこまで頑張れていない、純粋に生きていない罪悪感があるから感動する。人が似たような物語を求めて、似たような感動を求めるのは、その事象に対して罪悪感を感じているからで、その罪悪感が物語のなかで解消されるから、自分を許して泣く。
「感動」のなかには、「ごめんなさい」の気持ちが隠れている。この「ごめんなさい」に直面したくないために、人間は涙を流し、「感動」する。
岡田斗司夫ゼミ動画より 27:12~
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