NintendoDirect2018.9.14の感想
最近恒例になった『NintendoDirect2018.9.14』の感想を書いていきます。
私が個人的に気になったものだけを取り上げるので、過度な期待はしないでください。ブログ主はゆるゆるふわふわゲーマーです。内容もゆるふわなので、そのつもりで読んでください。
もともと、NintendoDirectは2018年9月7日の予定だったが、北海道大規模地震によって延期。
1週間ほどの延期になったのだが、この間にSwitch絡みの情報はいくつか表に出ることになってしまって……。おそらくこれはDirectで初出の予定だったんだろうな……みたいな情報がちらほら。
もしかしてNintendoDirectの内容自体、変わるんじゃないか……みたいに感じていたが、どうやらそのまんまだったよう。オンラインサービスの情報とかすでに出ている情報をなぞるだけになってしまっていた。
これだけ色んな情報が出てしまった後で、NintendoDirect自体にサプライズは残っているのだろうか、放送する意味はあるのだろうか……みたいな懸念はあったが、この辺りは問題なし。今回も38分という短さにも関わらず、情報量たっぷりの内容だった。
発表タイトル
今回のNintendoDirectの情報をサクッと列挙すると、以下のよう感じになる。
3DS
毛糸のカービィ プラス
マリオ&ルイージRPG3 DX
モバイルボール
ルイージマンション
ペルソナQ2 ニューシネマラビリンス
Switch
ルイージマンション3
スプラトゥーン2 Ver.4.00アップデート情報
Go Vacation ゴーバケーション
ロックマン11
マリオテニス エース アップデート情報
ビリオンロード
カプコン ベルトアクション コレクション
ニュースーパーマリオブラザーズ・U デラックス
塊魂アンコール
ダウンロードソフトラインナップ
Tangledeep
Nidhogg 2
Downwell
Muse Dash
イップとオップ
アサシン クリード オデッセイ
・NintendoSwitchオンラインサービス
ファミリーコンピュータ コントローラー
ポケモン レッツゴー イーブイ・ピカチュウ 新情報
Diablo III ディアブロ3 エターナルコレクション
スーパー マリオパーティ
TOWN(仮称)
Cities Skylines シティーズ:スカイライン
デモン エクス マキナ 新情報
ヨッシークラフトワールド 新情報
ファイナルファンタジーシリーズ
ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル リマスターエディション
ファイナルファンタジーXV ポケットエディション HD
ワールド オブ ファイナルファンタジー マキシマ
チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!
ファイナルファンタジー7
ファイナルファンタジー9
ファイナルファンタジー10
ファイナルファンタジー10-X
ファイナルファンタジー11 ザ ゾディアック エイジ
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 新情報
どうぶつの森
とりあえず、気になったタイトルを一つ一つコメントしていきましょう。
『Splatoon2』アップデート情報
新規の和風ステージに、新しい武器、新サブウェポン、新スペシャル、フェスの新ルールなど、これからもアップデートし続けていくということを印象づけた。
映像はかなりがっちり作られていて、PVふうのつくりが何ともSplatoonらしいかわいいオシャレ感。新しい要素についても「これは何だろう?」とワクワクする。フェスの新ルール「100倍マッチ」とか、もしかして回線落ちで3対4でスタートしてしまった時に適応されるんじゃないか……とか考えてしまう。こういう私の予想はだいたい外れるので、公式情報を待ったほうがいいでしょう。
それにしてもイカとタコ、もうすっかり仲良しだね。何事も大らかなイカたちのこと、新しい種がコミュニティに入って来てもたいして気にしていないんでしょうな。イイダがタコということも気にしなかったようだし。
ロックマン11
ロックマンシリーズ最新作。……私はもうこういうアクションゲームはダメだろうな、という気がする。頭も指も体力も追いつかない。クリアまで頑張れそうにない。(私はもう、カプコンのアクションゲームはできないと思う)
それはそれとして、ロックマンのamiibo。これがなかなか造形がよく、かわいい。いいな、ほしいな。本編よりも、amiiboのほうがほしいかも知れない。
カプコン ベルトアクション コレクション
最近は『ハイスコアガール』のおかげで改めてこの時期のアーケードゲームが注目されつつある。というか、私が注目している。
収録作品は『ファイナルファイト』『ザ・キングオブドラゴンズ』『キャプテンコマンドー』『ナイツオブザラウンド』『天地を喰らうⅡ 赤壁の戦い』『パワードギア』『バトルサーキット』の7本……かなりの大ボリューム。
しかし、実は『ファイナルファイト』しかやったことがない。他タイトルは聞いたことがあるし、ビジュアルも見たことはあるのだが、全て雑誌の中だけのもの。実際に動いている映像を見るのは初めてかも知れない。この機会に、改めてどういったものだったのか触れるのもいいかも知れない。
ビリオンロード
……これ、どう見ても『桃太郎電鉄』だよなぁ? バンダイナムコ? キャラクターデザインはどう見ても土居孝幸だよなぁ、なんとなく似ている、じゃなくて。マップの感じもだいたい一緒みたいな感じだし。
うーん? ゲームデザインを担当したさくまあきら氏とコナミは対立関係にあって、3DS版『桃鉄』は出たけれどもあれは岩田社長が間に立って制作自体は任天堂だった。
やっぱりコナミが「『桃鉄』のライセンスはもうどこにも出さん!」 みたいな意地悪を言って、仕方なく「ほぼ桃鉄の別タイトル」を作ることになった……こういうことかな? ずっとコンビを組んでいたキャラデザの土居孝幸がいきなりパクリゲームに協力するなんて考えにくいし。
やっぱりタイトルが違うと、インパクトに欠ける。『ビリオンロード』なんだそりゃ?感が出てしまう。どう見ても『桃鉄』なタイトルなのに『桃鉄』じゃない違和感。
あと、『ビリオンロード』発売後、コナミが「うちのゲームをパクッた!」と訴訟を起こさなければいいが……。コナミはもうライセンスオバケだからなぁ……。
アサシン クリード オデッセイ
今年10月5日にPS4、XBOX、PCに発売予定のアサシンクリード最新作がSwitchでまさかの登場。しかもクラウドゲームでだ。
今年のE3で、マイクロソフトは次世代機としてクラウドメインのゲーム機を作ると発表していたが、NintendoSwitchみたいな中途半端なスペックのマシンでも『アサシンクリード オデッセィ』が動くなら、かなり現実的かも知れない。Switchだと常にネット環境が安定する場所にいなければならず、「いつでもどこでも」という強みを失ってしまうが、XBOXは据え置き機。なんならオンラインは有線。あとはゲーム機の問題より、回線技術のほうが追いついてこい、という話だ。
Switch版『アサシンクリード』がそこそこお金になる、という話が出てくれば、Switchを避けていたAAAゲームも来るかも知れない。期待したい(先行して情報を出していたPS4やXBOXより売り上げは落ちるだろうな……とは思う。シリーズが好きなプレイヤーは「PS4で買うぞ」というつもりだったはずだから。「Switchでも出るの?PS4版予約してるのに」って)。
ただし、Switch版『アサシンクリード』はプレイ利用券を購入する形式を取っており、プレイ可能は730日。およそ2年ぶんだ。かなりたっぷりな期間遊べる。
気になるのはセーブデータ。プレイ利用券を失った瞬間、セーブデータが消えるのか、保持されるのか? また2年以上経ってさらに遊びたい、という時も8400円払わなくてはならないのか、値引きはないのか? 最近のAAAゲームは本当に大ボリュームなので、2年以上遊びたい……という人はいるだろう。アップデートもあるし。2年後どうなっているのか、その時の状況を知りたいものだ(セーブデータは保持してほしい)。
ファミリーコンピュータ コントローラー
ファミコンゲームオンラインプレイ向けに初代ファミコンコントローラーが出る。これ、いいな。普通にコレクションとしてほしい。
これに続いてスーパーファミコンタイトルが出るタイミングに合わせて、SFCコントローラーを出してほしい。
さらにPCエンジン(後期の連射機がついているバージョンをお願いしたい)やメガドライブコントローラーが出てくれれば言うことなし。お願いします!!!!
……それにしても、Switchに取り付けた状態でのプレイは無理っぽいね。
TOWN(仮称)
ゲームフリークが手がける完全新作。とある村を舞台にしたRPGだそうだが……これがなかなか面白そう。ビジュアルが可愛らしく、手触り感がある。見た目の印象はすごくいい。あとは、おそらくは箱庭的な舞台になるのだと思うが、そこにどれだけのボリューム感、満足感が得られるか。
ルーキーとして新規シリーズになるか、それとも「面白いけど特に注目されないタイトルになるか」……。ちょっと注目していたい。
ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル リマスターエディション
ついに出ました!!
このブログでも、しつこいくらい繰り返し「FFクリスタルクロニクル復活してくれ!」と書き続けてきたけど、本当に来た!! ものすごく嬉しい!(このタイトルを取り上げたくて、今回のブログ書いたくらいだもの)
『FFクリスタルクロニクル』はゲームシステムもいいし、世界観いいし、キャラクターもいいし、音楽もいいし……。音楽はクリア後、すぐにサントラ版を買ったくらい。本当に音楽がいい。ゲームを始めたら、しばらくコントローラーを置いて音楽を聞け!というくらい。フィールド曲とか、すごく牧歌的で穏やかで少し間抜けな感じがしてなんともいい感じなんだ。それに植松調じゃない(スクウェアのファンタジーゲームってどの作品を聞いても植松伸夫ふうだからねぇ)。『FFクリスタルクロニクル』の音楽は今でもよく聞く。
ボス戦の曲とかいいんだよなぁ。打楽器の音がかなり変……古楽器なんだそうだが、「ボコボコ」という妙だけどクセになるリズム感で、メインの楽器が笛、とボステーマとしては聞いたことないような構成。作曲の良さももちろんあるけど、「なんだこの楽器」感が全編にあるのがいい。古楽器の演奏だから「こんなタイプの曲聞いたことない」みたいになる。
オープニング、エンディングのボーカルも最高。Yaeさんの楽曲、この作品で初めて知った。
ただこのゲーム、これまでにも書いてきたけども、ちょっと物足りないゲームでもあるんだ。なんとなくボリューム不足、なんとなく腹一杯にならない感じ、なんとなく発売を急いじゃったのかな……みたいな感じがある。すごく惜しい感がある。このリバイバルがそこそこに売れて、第1作目の物足りなさを解消した続編が生まれたら最高なんだが。
『FFクリスタルクロニクル』は本当に好きなタイトルで、私は本家シリーズよりこっちのほうが好き。本家シリーズより、こっちの続編がほしい。ゲームキューブは本体自体があまり売れなかったハードだったので、ファイナルファンタジーシリーズであるにも関わらず「知る人ぞ知る」作品となってしまった。この機会にぜひ遊んでほしい。本当にお薦め! サントラもお薦めだぞ!
まとめ
さてさて、今回のNintendoDirectの感想は以上でございます。
1週間の延期で情報があちこちに漏れちゃったし、35分で大丈夫なのかな……みたいに思っていたがかなり楽しかった。特に『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』……Direct前に情報漏れちゃったけど、最近聞いたゲーム情報の中で一番嬉しかったやつ。
ただ、今回新たに発表された作品……ほとんど2019年発売。『ファイヤーエムブレム』新作も2019年、『メトロイド』新作も2019年。2019年、ちょっとヤバくない? そういえば『女神転生』もあるんだっけ?
今年も結構タイトル数が多かったSwitchだが、本降りは来年。もしかしたら来年以降。『F-ZERO』や『ウェーブレース』『マリオメーカー』といったまだ来そうで来ていないタイトルもあるし。
『零』の発表もまだだしなぁ。Switch向けに作られた新しい『マリオカート』やもしかしたら『ゼルダ』もあり得るし。
ゲームが多すぎてゲームで遊ぶ時間とお金がない……みたいな贅沢な悩みが起きそうだ。
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