8月11日 寝ながら文章作成デバイスとかないのかな……
Nintendo Switchの良いところは、寝ながらゲームができることだ。
一日中パソコンと向き合って、ああ疲れた、と言いながらベッドにごろんとして、寝るまでの時間、Nintendo Switchで遊ぶ。
そうしていると、「疲れた」と思ってもまだまだ余力が残っていることに気付く。
椅子に座ってパソコンを操作している状態に疲れたと思うのは、そもそも姿勢が悪いからだ。椅子が体に合っていないうえに、キーボードは腕を前にした姿勢をキープし続けなければならない。何時間も同じ姿勢で、しかもやや緊張状態がずっと続くから、肩も腰もガチガチになってしまう。だから「キーを打つのに疲れた」のではなく、「同じ姿勢を維持することに疲れた」……が正しい。
(今使っている椅子に座って、2時間映画を観ているだけでも疲れてしまう。「椅子疲れ」を解消するために、少し横になることがあるくらい。できるだけ早いうちに、新しい椅子を買おう)
私は以前から、セパレートキーボードにしようと考えている。これがいいなぁと思っている商品は「MOONLANDER MARK1」。収入が出たらすぐにでもほしいと思っているキーボードだ。
このキーボードの形状なら、椅子にゆったり座り、両手を左右に広げた状態でキーを打てる。今のように「前傾姿勢になり、腕を前に出し続けなければならない」という苦痛をだいぶ緩和できるはずだ。ちょうど私の椅子の左右には、バウヒュッテのL字デスクがあるので、その上に設置すればいい。
そもそも「椅子と体が合ってない」という問題を抱えているが、こんなふうにキーを打つときは体を前に出さなければならないので、椅子の方がどんな形状をしていようと肩こりや腰痛の問題はどうしたって抱えることになる。
絵を描くときは、もっと前傾姿勢になって、その姿勢を維持しなければならない。だからしんどい。
だがセパレートキーボードにすれば、椅子にゆったり座ってキーを打てるので、肩や腰への負担は分散するはずなので、だいぶ楽になるはず。絵を描くときの肩こり問題はどうにもならないが……。
(私が最近、「絵を描くのは嫌だ」と感じているのは、肩こりに耐えられなくなってしまったから)
ただ、このキーボード、日本で販売していないので、アメリカから取り寄せになる。どうやって購入するのか、いまいちよくわからない。この辺りは、まあ買うときになってから考えようか。今はキーボードを買うお金もないので、ショウウインドウを眺めているだけにしよう。
でもどうせなら、ゴロンと寝転がった状態でお仕事できちゃったりできないだろうか。Nintendo Switchをやりはじめて気付くのだが、寝転がった状態になって、Switch本体をアームに取り付けて、腕もだらーんと伸ばした状態でポチポチと『ブレスオブザワイルド』なんてやっていると、本当に疲れることがぜんぜんない。一日10時間くらいぶっ通してゲームやっていたこともあるけど、本当に平気。そういうのを何日か続けてみたけど、ずーっと疲れることがない。
それじゃ、いっそこういう執筆も、そうやって寝転がった状態でやれちゃったりできないだろうか。CG制作みたいなマウスとキーボードもちょこっと触るくらいの作業も、寝ながらできちゃったりしないだろうか。プログラムも、ノードを繋げて構築するくらいなら、できるんじゃないだろうか。仕事をするのに、椅子に座らなくてはならない……という法律はない。寝っぱなしでもいいじゃないか。
(絵を描く作業だけは、寝ながらは無理)
私のしている仕事は肉体労働でもないので、「ああ疲れた」とベッドに入っても、頭はわりと動き続けていることってよくあることなんだ。まだ頭が動くようなら、作業をし続けたい。私はどちらかといえば、働き続けたい方なんだ。
それから、私はよく体調不良で寝込むことがある。内臓にちょっとした欠陥を抱えていて、それが発動してしまうと、しばらく寝たきりになってしまう(8月中はよく寝込んでいた)。
でもそういうときでもちゃんと頭だけは動く。こういうとき、寝ながらでも執筆さえできれば……これは本当によく思う。寝たきり状態は寝るしかできないから、もどかしい。寝ながらちょっとした作業や執筆の続きができれば、本当に素晴らしいのだけど……。
そう思って、そういうデバイスは存在しないのだろうか……と探してみたけれど、存在しないことはすぐにわかった。
寝ながらPC操作ができるといえば、トラックボールがある。でもトラックボールが想定しているのはせいぜいネットを見たり、動画を見たり、その程度のこと。このデバイスで仕事も……というのは無理。
でも楽そうだから、こっちも収入が入ったら買っちゃおう。
VRコントローラーで検索すると、いい感じのものが出てくる。この辺りの商品もちょっと調べてみようかな……。
私が欲しいと持っているのは、Nintendo Switchのジョイコンのように両手に持って、寝ながらパソコンの文字入力したりできるようなものだ。そういうデバイスはないだろうか……といくら探しても出てこない。もしもあったところで、そういうデバイスに対応した「文字入力ソフト」も存在しない。
うーん、それじゃ……自分で作るしかないか……。
作るとなると、デバイスとソフト両方同時ってことになるけど。
どうする? どこかの段階でクラウドファンティングでもやってみる? そういうのを提唱したら意外に需要があったりするかもよ?
私としてはグータラ姿勢でさらに仕事がしたい……という動機だけど、もしかすると全身麻痺で動けない人に対する需要があったりするかも知れない。
↑ こんな感じ。左コントローラーのアナログスティックで文字を選択(文字入力モード以外の時は、右アナログスティックでプラウザをスクロール)。Nintendo64の『どうぶつの森』に似た入力方法。右コントローラーの一番大きなボタンが「決定」。右下が「Backspace」ボタンの周囲が「変換」「スペース」「その他(コピー&ペーストなど)」。左コントローラーのボタンに「SHIFT」「Ctrl」「Alt」。
でも、何の資金もツテもない私には、そんなのは夢のお話。
来世くらいでは、そういうデバイスが、どこかの誰かが作ってくれるかもね。