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発達障害の切り替えの苦手さ ストラテラ服用日記618日目


最近になってやっと気がついた自分の切り替えの苦手さだ。

一つのことに集中しているときに別の用件が入ってくるのに対して、すごく腰が重いというか拒絶感というか拒否感を感じる自分がいる。

この自分の感覚と、注意の切り替えの苦手さという言葉が繋がらなかった。

自分の感覚と知っている発達特性が繋がらないことがあるのも、発達民であれば少なからず経験したことはあると思う。

家で仕事をしていると、妻から日中出かけようと声をかけられることが何度もあって、なんで仕事の邪魔をするような事を言うんだろうと少し苛立ったときもあった。

私としては集中を切らしたくないので、出かけるなら朝一か夕食後にしてほしいと言っていた。

よくよく聞いてみると、カンヅメになって仕事をしている私をみて気分転換のために誘ってくれていたらしい。

「え?普通、簡単に気分転換できるの???」と素で出てきた質問だ。
「うん、そうだね。」
「え?まとまった時間で仕事したいとかはないの?」
「うーん、そういうときもあるけど、気分転換したほうがはかどるときも多いよ」
「いやあ、俺はせっかく集中してるから、途中で別のことをするのはとても腰が重いんだけど・・・」

という会話の中で、注意の切り替えの苦手さという言葉と自分の特性が感覚の中で合致した。

やる内容にもよるが、例えば集中するまでに時間がかかるような仕事はエンジンを掛けた状態をなるべく維持したいと考えている自分がいて、それが定形とは違うんだということに気がついた。

とてもじゃないけど、午前中仕事して日中出掛けて帰ってきてからまた仕事というのはとてもしんどい。

モードの切替と言ってもいいが、なるべく切り替えの回数は少なくしたいと考えている。
定形は、あまり抵抗なくそういうことができるという。

こういうところも地味に差があるんだなと感じた出来事でした。

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