「対話のことば」について2 多様な声 ストラテラ服用日記646日目
「対話のことば」の紹介。2回目。
今日は多様な声について。
オープンダイアローグを行うに当たって多様な声に耳を傾けることはとても重要だ。多声性という言葉になっていて、オープンダイアローグの根幹をなす要素の一つとなっている。
いろんな声を出せるように心理的安全性を担保すること、恐れることなく人と違う意見を述べること、自分と違う他人の意見を参加者が受け入れること、このような状況を整えつつ対話を進める必要がある。
全員が場を支える意識を持つことが重要で、その意識がない人がいると全体的にうまく行かなかったりする。
もちろん全員が話せる雰囲気作りも必要だし、全員がお互いの発言に注視するような場づくりがファシリテーターの腕の見せ所だ。
また、非言語のサインをしっかり拾えるかも大切。表情だったり、言葉の間だったり、視線だったり、ジェスチャーだったり。
オープンダイアローグをやってて思うのは、本当に多様な声が大切だということ。
そこに解決の糸口がある。自分の考えなんてちっぽけなもので、いくら自分が核心的な話だと思っても全く的外れなこともあるし(ここは不確実性にもつながる)、他の方の思いつきなような発言が共感を呼ぶことも多い。
カッコつけた意見よりも多様な声に耳を傾けること。これが本当に重要だなと思います。