自分の感情に蓋をすることに慣れてしまうと自分の本心に迷子になる ストラテラ服用日記677日目
自分の感情に幼少期から蓋をすることに慣れてしまっている、それが当たり前になっている、感情を出すことを制限されていた等々で過ごしてきた方は発達民には少なくないと思います。
私の場合で言うと、しつけが厳しかった訳ではないですが、物心つくかつかないかのところで母親がなくなって、わがままを言ってはいけないんだと幼心に自分で自分の心に蓋をしてしまった部分がある。
これも過剰適応というのか、母親がいない家庭で子供の私が手を焼かせないように大人しく大人しく生きていた気がする。
その中で自分の感情に蓋をするとうことを自然にしていた。
気がつくと、自分の気持ちを表現するのが苦手、自分の本心がどこにあるか分からない自分が出来上がってしまっていた。
自分が発達障害だと分かったのが8年前だが、この自分の心に蓋をするのが発達特性という壁を乗り越える(未だに全部乗り越えているわけではないですが)のと同じぐらい難敵でした。
家庭や生育歴にかぎらず、例えば学校で口を開くたびに変な空気にさせてしまい徐々に徐々に話をすることに消極的になり、結果的に自分の感情に蓋をする、自分を表現することを諦めるような方もいらっしゃるのではないかと思います。
こういった状態も過剰適応なんだろうなと思います。
過剰適応しすぎて自分の本心に迷子になることはとても悲しいことだなと思います。
良心や優しさから周囲に合わせるために過剰適応し、結果的に自分の本心が自分でわからなくなる。他人のために自分の心を殺してしまう。
こういう方が少なくないから、なんとか自分の心を取り戻してほしいなと思います。
どのようにして本心を取り戻していくかは、明日書きたいと思います。