書評:死ぬほど読めて忘れない 高速読書
みなさん、読書していますか?
私は週に1~2冊ほど他ジャンルで本を読んでいます。
「週に1~2冊なら読んでるよ!」という方、多いのでは無いでしょうか。
では、少し質問を変えてみます。
読んだ本の内容、ちゃんと覚えていますか?
この質問にするとどうでしょうか。
案外、本を読んでいる最中は「ふむふむ」と納得していても1週間後には頭から抜けている・・・という経験をしたことあるのではないでしょうか。
私はあります!
むしろ、自己満読書をずっとしていました!!!
読んで満足するだけの読書って、時間の無駄ですよね・・・
本を読むのにも時間がかかりますし。
そんな私ですがある一冊の本と出会いました。
それが、こちら
『死ぬほど読めて忘れない高速読書 』(著)上岡正明 https://www.amazon.co.jp/dp/4776210525/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_piT8EbVAMDEZ5
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正直これまで「高速読書」というたぐいの本は、避けていました。
速読をする=情報が抜け落ちる
こう考えていたからです。
そんな私が、書店で平積みしてあるこの本を発見しました。
「忘れない高速読書??」
正直、第一印象はよくありませんでした。だって胡散臭いじゃないですか…
でも実際はこの本、全然胡散臭くないんです。
詳細は実際に本を読んで頂くとして、概要としては同じ本を1日3回読むというもの。それも、①15分 ②10分 ③5分という超短時間で。
200ページクラスの本を、ですよ?
いやいやいやいや・・・・できるわけ無いやん!!
その気持ち、わかります。
でも、この本に書いてあるやり方で訓練を行えばできるようになるのです。
実際、私も最初は「15分で1冊を読み切る」ということは到底できませんでした。
そりゃそうです。初めてですもの。
最初は①30分 ②15分 ③10分位かかっていました。
でも、5冊目くらいからですかね。
少しずつ、早くなり今では著者の上岡さんの提唱するスピードに近しいところまで来ています。
しかも、この読書法の良いところはただただ「速く読む」ことにフォーカスしていないこと。
もう一度、タイトルを思い出してください。
「死ぬほど読めて忘れない高速読書」
そう、「忘れない」というポイントにも主眼が置かれて記載されています。
1日3回同じ本を読むのですが、1回目~3回目で当然読むべきポイントが変わります。そうじゃないと、速く読めないし頭に残りません。
この本では、3回の読書でそれぞれすべきポイントを事例を踏まえて紹介しています。小説向きに書かれていないので、小説には流用できないと感じましたがビジネス書や評論系であれば、ほぼ間違いなく適用できる方法です。
私は、ビジネス書系を読むことが多いですが、これまで適用できなかった本はありませんでした。
簡単に言うと、3回の読書をそれぞれ役割を変えて書き込みやチェックを入れていくという方法です。そして、同時に高速で読むために自分を追い込む方法も行っていきます。
それをすることで、記憶に定着させつつ高速に読めるという寸法です。
たまたま、このNoteを見てくださった方で「読書は好きだけど記憶に残らないんだよなーーー!」という悩みを持っている方、ぜひこの本を手にとって実践してみてください。