recordId変数について
こんばんは。SalesforceのフローやApexで、特定のレコードIDを渡せる便利な変数についてです。
フローなどで、この特定のレコード情報を取得出来たら。。。という場面が多々あるかと思いますが、そんな時に便利な変数が今回紹介する「recordId」という変数です。
これを使えば、レコード詳細画面からフローを起動するときに、その時開いているレコードのIDを取得できます。
文章では分かりにくいので実際の画面で見てみましょう。
画像URLの赤枠部分がレコードの一意のIDになります。
recordId変数には、このレコードIDを渡すことができます。
これをフローでどう使うのか解説したいと思います。
まず、新規リソースで変数を作成します。
・API参照名「recordId」
・データ型「テキスト」
・入力で使用可能にチェック
次にレコード取得要素を追加します。
ここのレコードを絞り込み条件で以下の条件を追加します。
・項目「Id」
・演算子「次の文字列と一致する」
・値「recordId」
このように設定します。
これで取得するレコードを、開いているレコードに限定できます。
実際の開発現場でも、フローやLWCをレコード詳細画面から起動し、そこに何かしらの処理を加えるときに多用するので覚えておくとかなり便利なので、ぜひ機会があれば試してみて下さい。