【高校情報Ⅰ 問題集・教科書】情報と情報社会/教科書準拠/大学入学共通テスト
【高校情報Ⅰ】情報と情報社会 YouTube動画
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情報教育の底上げが目的なので、資料を修正して、
学校・塾(営利目的含む)の授業等で利用して頂いて問題ありません。
私への連絡不要ですが、利用する際には、
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◆穴埋め問題◆
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◆答え◆
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◆授業パワーポイント◆
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◆学習指導案◆
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◆文字おこし(画像無し)◆
こんにちは、IT業界15年 ベテランIT講師のがっきーです。
今日のテーマは情報と情報社会についてです。
このような用語を、体系的に解説していきます。
こんにちは、高校で情報教科を習っているミライといいます。
画面左側の空欄部分はテストで出る可能性が高い重要用語です。
すでに内容把握している人は、先に穴埋めにチャレンジして動画を見てください。
まだ、これから勉強する人は、がっき~の授業を聞きながら穴埋めをしていきましょう。
基本用語解説の後、穴埋め基礎知識を活用して、
試験で差を付けられる応用的な問題にもチャレンジしていきます。
この動画で使っている資料は概要欄に貼ってあるリンク先からダウンロード可能なので、授業の予習・復習に使ってもらえると嬉しいです。
それではよろしくお願いします。
今日は、気温が23度みたいです。
この気温のように、事実や事柄などを数字や文字、記号で表したものを「データ」と言います。
ただこれだけだと、事実を述べているだけで、だからどうなのという意味が分からないですよね。
昨日は、気温が32度だったんですけど、今日は気温が25度だから過ごしやすいです。
昨日と比べて過ごしやすいという意味が付加されました。
このように、データを目的に応じて整理し、意味や価値を付加したものを「情報」と言います。
例えば 地球の北半球と南半球の気温の差異を表したグラフのように
情報を分析して、問題解決の役に立つように蓄積したものを「知識」と言います。
更に、知識を元に価値を創造する力を「知恵」といいます。気温の例だと、地球温暖化問題について考察する力などがあげられます。
このように情報が価値を有し、それらを中心として機能する社会のことを情報社会といいます。
★穴埋め確認
今度は、情報にはどのような特性があるかについて見ていきましょう。
情報には、残存性、複製性、伝播性、形が無いという特性があります。
物体である、物としての本と、電子媒体の情報としての本を比較してみていきましょう。
まずは、残存性について、言い換えれば「消えない」ということ。
例えばワードのファイルなど簡単に複製して相手にメールとかで送信できます。
情報は 内容が複製されて伝わり手元に残り続けます。
相手から見たら複製されたかどうかもわかりません。
一方、本は相手に渡ると渡した人の手元からは消えてしまいます。
つぎに、複製性について見ていきましょう。
情報は、作った文書データなどを簡単に何千人にもメールで送れます。
一方、物の本の場合は、印刷会社に依頼して、複製する分だけ時間と手間とコストがかかります。
次に、伝播性について見ていきましょう。
情報は例えばツイッターとかで投稿するとそれがあっという間に何千、何万人に瞬時に伝わります。
一方、物の本の場合は、宅配業者を使ったり、渡しに行ったり 物理的な手間がかかります。
注意しなければならないのが、他人に見られたくない写真などが一回インターネット上に流出すると、短時間で伝播して、誰がどこで複製したかもわからなくなります。
プライバシー保護の為の新しい権利の概念に、「忘れられる権利」というものがあります。
インターネットから過去の情報を削除できる権利のことをいいますが、実際には、発信者自身が消去したとしても、どこで誰が複製したか分からないので、完全に削除するのは難しいのが現実です。
最後に形が無いについて
情報は、見えないから各自が解釈する だから人によって解釈が変わる可能性があります。
一方、本は、形があり例えば、ものさしで長さをはかれますが、情報としての本は形が無いので長さをはかれません。
★穴埋め部分
今度は、情報の定義と分類について詳しく確認していきましょう。
ライオンと鹿の関係を見ていきましょう。
ライオンから鹿を見た場合、お腹が空いていたら追いかけて食べたいという本能が働きます。
一方、鹿からライオンを見たら、食べられるから逃げるという本能が働きます。
このように、生物それぞれに個別の意味を持つ、最も広義の情報を「生命情報」と言います。
人間はこんな風にジェスチャーや言葉を使って伝えたいことを表現して、相手はその文脈の中で意味を理解しますよね。
このようなコミュニケーションで得られる情報を、「社会情報」といいます。
今これを見てもらっているYouTubeなど通信技術を活用したコミュニケーションのことを、 Information and Communication Technology を略してICT と言います。
このような音声、文字、静止画、動画などは、0と1で表されるデジタル情報として記録されたりしています。
このような、意味する内容が切り離され、記号だけが独立した情報のことを機械情報と言います。
たとえば、「ありがとう」という文字があった場合、日本語が分からない外国人にはただの意味不明な記号になります。つまり機械情報になります。
ただ、日本語がわかる人にとっては、感謝を意味する言葉として理解ができます。
つまりコミュニケーションの為の、社会情報になります。
ただ、同じ「ありがとう」という言葉でも、その時の状況に応じてとらえ方が人によって異なる可能性があります。つまり、生命情報でもあります。
★穴埋め確認
情報を伝達するテレビやラジオ、新聞などのことをマスメディアと言いますが、今度はメディアの種類について確認していきましょう。
情報のやり取りを媒介するものをメディアと言います。
情報の流通範囲を拡大するメディアのことを伝播メディアといいます。伝播メディアは、機械情報を物理的に媒介する役割を果たしています。
伝播メディアの中には、表現手段としてのメディア、伝達手段としてのメディア、記録のためのメディアがあります。
表現の為のメディアの代表例として、文字、音声、静止画、動画などがあります。
伝達手段のためのメディアの代表例として、空気、電波、電線などがあります。
記録の為のメディアとして、フラッシュメモリ、光学ディスク、紙などがあります。
伝播メディアは、機械情報の物理的な媒介を果たしていますが、社会情報を論理的に媒介する役割を果たすものを成果メディアと言います。
現在、様々な情報が溢れていますが、それが必ずしも事実とは限りません。
偽報道をフェイクニュースと言ったります。
得た情報が、本当に信用できる情報か、情報の信憑性にも注意をはらう必要があります。
メディアの情報をそのまま受け取るのではなく、自分で考え確認するスキルのことをメディアリテラシーと言います。
様々な情報があるれる今、メディアリテラシーも鍛えていく必要があります。
★穴埋め問題
今度は情報社会と超スマート社会について説明していきます。
いろんな分野でICTが浸透するなかで、膨大かつ多様なデータが蓄積されています。
データ量が膨大、種類が多様、処理が高速という特徴をもったデータをビッグデータと言います。
このようなビッグデータ等を活用することで、社会のさまざまなニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受け、年齢・性別・地域・言語といったさまざまな違いを乗り越え、生き生きと快適に暮らすことのできる社会
超スマート社会と言います。
超スマート社会はSociety5.0ともいいます。
Society1.0は狩をして食料を得ていた時代の、狩猟社会のことになります。
Society2.0は農耕社会。Society3.0は工業社会のことで、軽工業が発展した第一次産業革命と
重工業が発展した第二次産業革命の時代にあたります。
Society4.0は、パソコン、インターネットが普及した情報社会のことになります。
この超スマート社会では、人工知能とよばれるAIを搭載したロボットや自動車自動運転がみんなの生活にも普及していき、少子高齢化や過疎化など様々な課題を解決することが期待されています。
最近は、話しかけたら電気をつけてくれたり、掃除してくれたりしてくれる家電が増えています。
Internet of Things を略してIoTといわれ、モノがインターネットと接続されることによって、これまで埋もれていたデータをサーバー上で、処理、変換、分析、連携することが可能になり、新たな価値を創造して、私たちの生活はより快適になることが予想されます。
★穴埋め解説
★応用問題
★私の目標
「とある男が授業をしてみた」 の葉一さん
https://www.youtube.com/user/toaruotokohaichi
※Google社に招待頂いた、「YouTube教育クリエイターサミット2020」で
葉一さんと文部科学省・Google役員の対談セッションに感銘を受けて、高校情報講座スタートしています。
【参考サイト・参考文献】
『データ・情報・知識・知恵』 - 図解で読み解く方程式 (zukai.site)
https://www.zukai.site/entry/2019/04/14/155349 (2021/9/2)
メディアリテラシーとは?意味や重要性を分かりやすく説明します | Geekly Media
https://www.geekly.co.jp/column/cat-webgame/2006_006/ (2021/9/2)
文部科学省 「情報Ⅰ」教員研修用教材
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416756.htm
詳細(情I703 高校情報I Python)|情報|高等学校 教科書・副教材|実教出版 (jikkyo.co.jp) 検定通過版
https://www.jikkyo.co.jp/book/detail/22023322
令和4年度新版教科書「情報Ⅰ」|高等学校 情報|日本文教出版 (nichibun-g.co.jp)検定通過版
https://www.nichibun-g.co.jp/textbooks/joho/2022_joho01_1/textbook/
その他、情報処理技術者試験(全レベル1~4)・IT業界15年勤務経験から培った知識を交えながら解説しています。