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自称ペットロス人間、保護猫カフェにはまる

見出し画像は2003年のお正月写真です。ふらりと迷い込んだ白猫モミィと、彼女がうちに産み付けた三つ子達。ブラウン管テレビの上がお気に入りの場所でした。

時は流れ、猫達は次々とこの世を去り…2020年、とうとう猫0になりました。

ペットロス人間にありがちな思考パターンで、自分には猫を飼う資格がないと自覚しています。だから、ペットショップ経由にしろ、保護猫にしろ、私が猫を選んで自宅に迎えることはできない。でも、もし偶然、助けが必要な猫に出くわすことがあれば、それは、猫が私を選んでくれたということだから、有り難くお迎えする。私に、また猫と暮らす資格があるのなら、その日はきっとくるはず。

な~んて、ほざいているうちに、2年が経ってしまいました。私の中から猫成分が抜けていき、禁断症状らしきものもでてきました。5mmくらいの間隔に引いた、ただの3本線(爪研ぎ跡のイメージ)や、入浴剤の香り(クナイプ バニラ&ハニー)にすら、猫を感じて苦しくなってしまうのです。これは、猫との触れあいを体が欲しているに違いにゃい!

そんな時、地元浦安で、移転新装オープンする猫カフェがあることを知り、訪ねてみることにしました。里親募集型保護猫カフェの キャットラウンジ猫の館ME 猫実館です。「猫実(ねこざね)」は浦安市の実在の地名です。

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大きな窓があって日当たり良好。キャットウォークも完備。窓辺で自由に過ごす猫さん達。毛並みがよくて、黒猫はツヤッツヤ、白猫はふわっふわ、キジトラはしっとり。それぞれの魅力が凄い。そんな猫さん達が、おもてなししてくれるのです。天国にゃ~
すっかり気に入ってしまい、週1で、カメラぶら下げ通ってます。

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お膝に乗ってくれます。
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カメラにちょっかい出してくれます。
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ピカピカの爪も見せつけてくれます。
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カメラ目線もいただけます。
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どアップ写真だって撮らせてくれます。
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撫でて欲しいたくさんのお尻が差し出されます。
尻尾ゆらゆらして誘惑するお尻と、その取り巻きたち。

猫と暮らすのは幸せなことだけれども、病気・事故・災害…心配しなきゃいけないことが沢山あります。お金だってかかります。ここでは、千円ちょっと出せば、ただのお客さんとして、猫による快楽だけが得られます。「おやつ券」を購入して、小鉢入り液状おやつをスプーンですくって食べさせてあげれば、誰でもモテモテになれます。出会いがあれば、当然、別れもある。でも、ここでの別れは、里親さんが決まって卒業ということで、おめでたいことなのです。なんて素晴らしいシステムなんでしょう!保護猫なので人馴れしていなくて引きこもっている子もいますが、徐々に馴れ、お客さんの前にデビューします。その成長を見守るのも嬉しい。

猫さんたちは、当初、ビジネスライクな対応(私のこと、ナデナデ要員と思ってる?)だったのですが、何度か通ううちに、私の目をじーっと見つめてくれたり、ぴとっとくっついて甘えてくれたりするようになってきました。ママが恋しいのかしら。夜間や休館日はどうしているんだろう。恵まれた環境でも仮住まい。保護主さんが毎月の入居料をお店に払うことで、この子達はここで暮らしている。そして、猫スタッフとして接客しながら、里親さんとの出会いを待っている。幸せな未来を願わずにはいられない。ただのお客さんでごめんよ~

実は、自称ペットロス人間は、まだ「おやつ券」を購入したことがありません。年老いた、うちの猫に生きてほしくて、「食え食え攻撃」をしてしまった記憶がよみがえり、どうしても、避けてしまうのです。 猫実館は、来館ポイント(1回1ポイント)が20ポイントたまると、「スペシャルおやつチケット」が貰えます。その時が、初おやつと決め、これからも、コツコツ通い続けます。

その様子はこちらから↓↓↓