高確率反発ゾーンの見つけ方【手法公開】
これまで相場に関する考え方や、ゼロサムゲームをしっかり理解することの重要性などを中心に発信してきましたが、今回は私が実際にトレードする際に使用するロジックに関して説明したいと思います。基本的に狙っていることや考え方は他の記事を参考にしてもらうとして、ここでは単純にチャートとローソクのみを使って説明していきたいと思います。
オオカミのトレードスタイルは、ゾーントレードです。ゾーンとはラインに幅をもたせたもので、考え方としてはライントレードと同じです。水平ライン(ゾーン)を引いて、価格がそこの戻ってきたときに反発を狙ってエントリーをします。
本記事はエントリーの手法が中心であるため、基本的にはどの時間足でも使うことはできます。
また、後半では実際にデイトレで使っている戦略も紹介しています。
エントリー以外に、優位性(エッジ)を持ってトレードをする重要性や方法についても紹介していますので、そちらも参考にしてもらえるとより自分のトレードに磨きがかかると思います!
はじめに
トレードする上でのコンセプトも伝えておきます。私が狙っているものは、いわゆる"Institutional setup"(機関投資家の手法)。つまり、機関投資家や投資銀行が相場から利益を得るための考え方・手法です。それを一言でいうと、個人投資家を損させることです。より具体的には、「個人投資家が積み上げたロングまたはショートのポジションを崩すことで、個人投資家をトラップさせ(つまり含み損を抱えさせる)、損切りをさせること」です。これは高値や安値で起こり、これらの価格帯は機関投資家によって意識され、正しく認識できれば高反発ゾーンとなります。
この手法の目的は、高値・安値にトラップされている個人投資家を特定し、彼らの損切りを利用する手法になります。
私は現在3種類のラインを用いて相場を分析し、高確率反発ポイントを導き出しています。今回は、3つを紹介します。(今後増減する可能性はある)
・タイプ1(インバランス)はトレンドを認識するためのラインです。ダウ理論で言う所の、押し安値・戻り高値です。これらはトレンドの認識以外にもエントリーとしても使えます。
・タイプ2(インサイドバー)が最もリスクリワードの良いエントリーです。トラップされた個人投資家を利用します。
・タイプ5は順張りで使えるエントリーです。
・また、上記以外にもエンゴルフィンバーなど適宜使いながらエントリーの判断をします。
この記事で紹介する、インバランス(imbalance)を用いることで誰でも客観的に重要な安値と高値を見つけることができます!
さらに、インバランスの理解はすなわち相場の本質の理解にも繋がるため、エントリー・トレンド認識など全てを向上させます。
相場のインバランスをマスターすれば、あなたのトレードは間違いなくもう一段階レベルアップするでしょう。
自己紹介
初めまして、兼業トレーダーのオオカミと申します。
私は、昼間は東京で普通に会社員をしながら、兼業で海外のプロップファームでプロップトレーダーとしてトレードをしている兼業トレーダーです。
プロップトレーダーとは簡単に説明すると、自社の資金でトレードをするトレーダーのことです。海外とかだと結構いるらしいです。
私もプロップファームに登録し、一定期間の試用期間(しっかりとリスク管理ができ、稼げるトレーダーであることを証明する期間)を経て、ファームのお金でトレードをしています。
※実は、結構簡単に合格する事ができるので、是非本稿の内容をマスターし、プロップトレーダーを目指してください。英語などは不要です。
下に、現在運用している$80000口座の成績を載せておきます。
1撃100万とか、勝率99%のような派手なことはできませんが、地道月5〜10%の利益を目指したい人には時におすすめです。
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