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真実を見抜く

こんにちは、ゆるいこばなしさんです。 

なんか、推理小説の関係のようなタイトルですが
「真実を見抜く」って、難しいですよね。

嘘をついている以外でも、言いたく無い事、適当
に済ませてしまいたいような回答、言わなくて良い事を言っていない、言い間違い、勘違い、など色々な状況があると思います。

仕事において、お客様から情報を入手したい、正
しい狙いを絞りたい、部下の説明について正しく理解したい、と言うときに私が実践している簡単
な方法をお話します。

まず相手の立場に立って、この質問に対してこの回答をするのは、なぜだろうと考えるのが最初です。自分がこう答えるのは、こういう考えがあるからだ、と推測するのです。

例えばターゲット価格を聞くとき、お客様が現行価格に対し3割引でと言った場合、自分なら3割引というのか、実は本当のターゲットは2割引なので達成するために多めに言っているのではないか?などを考察し、推定します。

もし自分が電化製品を買う時に、いかに安く買うためには何と言うのか、をイメージすると分かりやすいと思います。自分がある製品を一万円で買いたい時に、店員さんに予算はいくらと言いますか?

次にすべき事は、同じ質問を繰り返す事です。

もちろん、全く同じ言葉ではしつこいと思われますので、同じ内容を違う切り口で質問します
例えば、正解率と失敗率や、出席回数と欠席回数などです。タイミングよくさりげなく会話におり
混ぜる事が出来れば、一流です。

同じ事を何度も聞かれると、真実が見えてきます
し、矛盾があれば矛盾も見えてきます。
ボロが出る、とも言いますが。

また、内容確認の精度を上げるには、相手の話し
た言葉を、出来る限り正確に、そのまま繰り返してみる事も、有効です。


聞いた話を誰かに説明する時に、無意識に自分の
意見や、その内容についての補足が入ってしまう
事があります。そうなると、真実が見えなくなり
ますので、全く同じ言葉を繰り返すことは重要なのです。

ビジネスや折衝は読み合いです。

物事を表と裏から、色々な切り口で読み込む事が真実への近道です。

なお、真実を見抜く事と同じく「情報を見間違えない」という投稿もしていますのて、そちらもぜひご覧下さい。

ゆるいこばなしでした。

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