2022年11月のTOP5~仕事のかたち(勤労に感謝)~
東京都品川区西小山にある銭湯「東京浴場」の中にあるシェア型書店「フロナカ書店街」に店を構えます(一棚借りてる)TOP5BOOKSでは、毎月適当に決めたテーマに沿った本を5冊紹介しています。
今月のテーマは「仕事のかたち~勤労に感謝~」。いろいろな仕事や職業のの本を5冊選びました。
2022年11月のTOP5
|あしたから出版社/島田潤一郎(ひとり出版社)
作者が一人で始めた夏葉社の本は、吉祥寺のブックスルーエでで初めて見かけ、綺麗な本だなと思ったのをよく覚えています。
上林暁「星を撒いた街」にまつわるピース又吉直樹とのエピソード(P152)だけでも読んでもらいたいです。
|「ない仕事」の作り方/みうらじゅん(一人電通)
「ブームというのは『勝手に独自の意見を言い出す人』が増えた時に生まれるもの」、「我がもののように言いたくなるような『余白』を残しておくこと」など、「マイブーム」の生みの親の言葉には説得力があります。
先日の「タモリ倶楽部」で、「マイブーム」が広辞苑に載っていることを知りました。
|二軍監督の仕事/高津臣吾(プロ野球二軍監督)
プロ野球選手のケガ人が増えると一軍だけでなく二軍も大変で、二軍戦に出られる選手がいなくなり、外野手が内野を守るとか、元選手のスタッフを育成選手として試合に出すとか。
2年連続でリーグ優勝に導いた現ヤクルトスワローズ一軍監督の二軍監督時代のお話です。
|ぼくのお父さん/矢部太郎(絵本作家)
幼い矢部太郎と絵本作家のお父さんの物語。
広告やデザインの仕事で悩んでいた頃、長く伸びていた髪を「床屋さんしましょうか?」と切ってくれたというお母さんとの出会いのエピソードが素敵です。
|仕事場のちょっと奥までよろしいですか?/佐藤ジュンコ(こけし職人、花火師など)
いがらしみきおの事務所の社訓
一. 一生やる
一. なんでもやる
一. ほっといてくれ
や、喫茶店をはしごして小説を書くという伊坂幸太郎の仕事ぶりなど、普段見れない仕事場のちょっと奥をのぞかせてくれます。
※売り切れ、本の入れ替えにより在庫がない場合はご容赦ください。
フロナカ書店街前が模様替えされていて、最近はこんな感じです。
焼き芋の販売もはじまり、店内はほのかにおいもの香りが漂っています。
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