保健室にくる子どもの実態をオープンにしています
ボーッとするのが趣味なボボボさんが、もと保健室の先生の
ともまるに
インタビューしてくれる第3弾です🌸
今日は、昨日ともまるが出した資料の説明。
なんで保健室を飛び出したの??
👩私が勤務していたのは、現役時代は小学校に6年、小中一貫校に2年なんです。
👨同じ学校ですか?人数はどれくらい?
👩心の健康教育を広めたかったこと、中学校を毎年希望していたこともあって、これは異例なんですが、毎年、転勤希望を出していました。
セクハラされたことで転勤したくなったり、自分の息子の送り迎えができるように希望したりという別の希望もありました。
それなので保健室の先生になってからは5つの学校を経験しました。
人数は全校数76人の小規模校から、820人の大規模校まで様々です♪
👨そんなに規模の違いがあったら、さすがに小さな学校は平和で、保健室は暇だったりしますよね??
👩そう思いますよね?
私も、赴任前は「暇だろうな♪暇な時間はどう過ごそうかな♪」なんてワクワクしていましたが、そんな日々はありませんでした。
どの規模の学校に行っても
保健室には
毎日、平均して20〜30人の来室があります。
そのうちの6割以上は心の背景を抱えている子どもたちです。
👨えー!!!そんなに?
それ、知りませんでした。
擦り傷とか、打身とか、そんな感じでいくんだと思ってたし
そんなにも人数いないとい思っていました。
👩そうですよね。
みなさん、よくそう言われます。
だからこそ、きちんと情報共有するために
数字で記録を続けました。
最初は「頭痛い」「お腹痛い」や
「なんとなくしんどい」と言ってくるのですが
いろんなことをヒアリングしていくと。こんな思いがたくさんです。
この心の背景の訴えの根っこにあるのは
単に
「友達と喧嘩した」や
「算数が嫌いでイライラする」のような
単純なものではなく
幼い頃からの
「〇〇すべき。〜しなきゃ。」の概念が自己表現にブレーキをかけている。
自分の気持ちや、自分の感覚に
ふたをしてしまっていることからのオーバーフロー。
虐待・いじめ・不登校の前兆
発達障害のグレーゾーン・HSP気質だったり
まだまだたくさんありますが、
とにかく教室に居場所がなくて、
保健室へくる子がたくさんでした。
👨めっちゃ多いじゃないですか!!
そんな全員に丁寧に相手できるんですか?
👩「したい。話を聞きたい。些細な変化に声をかけたい。」が
本音ですが、なかなか全員にゆっくり話を聞いたりする時間や空間を確保するのも、ひと苦労・・・
なるべく早い段階で
担任の先生や学年の先生に情報の共有をして
みんなで見守る体勢をつくっていきたいんですが・・・
先生たち自身も忙しくて、
たくさんのことに追われていて、
何気なく言ってしまった言葉が、
その子の最後の大きな傷になってしまったり、
保健室への頻回来室からの不登校
不登校からの自傷行為
自傷行為からの自殺願望という
負のサイクルに入ってしまう子も
少なくなかったんです。
👨なんだか、すごく重い話になりましたね〜
先生たちも心の余裕がない。
お母さんも、お父さんも、家族も心の余裕がない。
大人が自分と向き合えていないから
子どもも自分の感情を受け止めたり、表現できていない。
孤独感を感じている。
これがまず最初に感じた
大きな課題です♪
明日は、これにチャレンジしていく実践編をお送りします♪
今日も最後までありがとうございます♪
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