「中高一貫男子校」の実情。
同じエリックゼミのりさが「中高一貫女子校」の特殊性という記事を書いていた。それに啓発され「中高一貫男子校」であった僕が男子校の実情についてありありと語りたい。りさの記事はこちら。
男子校の実情
個性豊か。変な奴ばっかり。
ねこだましをしてまばたきしたら負けという訳の分からんゲームを年中やっている同期。絶対その日に読めないのにライトノベルを20冊毎日持ち歩いてきている同期、ヨダレくさいフィギアを嫁といい自慢しに来る同期。普通の掃除は何もしないのに黒板担当になると業者並みにキレイにする同期、、、、、。
まだまだたくさんあるが、ここで言えるのはこんな感じだろう。
異性がいないことが大きいのか、個性たっぷりな人間は多かった。
まあ自分も含めて笑。
話は基本スポーツか下ネタ。
サッカー、野球、バスケ、格闘技、、、。スポーツの話題は後を絶たない。
ワールドカップにもなると皆狂ったように盛り上がる。知らない人もひたすら騒ぎまくる。もうお祭り騒ぎだ。
あとは下ネタ。
年ごろというのと、やっぱり下ネタはアホで笑えるということで尽きることはなかった。ここでは言わないが笑。
まあ、セクシー女優どれだけ知ってるか、はよく競いあったものだ。
出会いは文化祭、地元の友達、塾。
僕の高校は保険の先生、事務の方、掃除の方以外は皆男の人という学校だった。
そのため、本当に毎日が男のみの生活であった。
でも中には彼女を作る人もいる。
ではどこで知り合うのか。まずは地元の友達や塾。
そして年に一度の文化祭だ。
文化祭の日は多くの生徒はとても気合が入る。というのもここを見過ごしたら次は一年後になってしまうからだ。そのため彼女が欲しい人は学校の文化祭に来てくれた子には全力でアタックする。
すると文化祭で知り合った子とご飯に行けるチャンスがたまにできる。
だが話を聞いていくとどうもその子は僕の学校に詳しければ、僕の友人のこともよく知っている。どうやら他の高校の同期、そして先輩ともご飯に行ったとのこと。カウントしたら僕は5人目だった、ということも。
こういう閉塞な環境なものだから、
もう「彼女がいる」というのが立派なステータス。そのため女性絡みの話を同期に話せばすぐに学年中に知れ渡る。でとりあえず妬みと悔しさも込めていじられる。
結果、変なメールは送られるわ、デートにはこっそりついてこられるわ笑。
それで大抵長続きしない。というかできない。
話でもリアクションでもオチがないと怒られる。
こんな変な環境だったもんだからか、妙に「笑い」に関してはうるさかった。何か話すとなると、オチはつきもの。もしオチがないとなればそれはもう「つまらない」のレッテルを貼られる。
何か起きても最後は皆笑えるように工夫して段取りをする。
それが必死で、在学中は暇があればお笑い番組。いつも目に血走り立てて見ていたものだ。
最後に
もっと沢山ネタはあるし、もっとバカな話も山ほどある。
それほど毎日がバカで愉快で楽しかった。
学校に女の子は欲しかったが、男子校を辞めたいかと言われると、絶対に嫌だった。
最高に楽しかったし、本当にいい思い出だ。
男子校バンザイ!!
ここで筆を置く。
Keitaro.
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