詩* 冬将軍
凩が吹雪に変わって
白くなった
秋の余韻に浸る間もなく
冬将軍はやってきた
ただ人間は途方に暮れるのみ
しかし
困った困ったと言いながら
雪国の人たちは
少しだけホッとしている
本当の冬がやってきたと
心の底で思っている
暖かな雪のない冬は
人間には便利だけれど
本当の冬はこうなのだと
少しだけ思っている
ジタバタしてもしょうがない
自然には敵わない
人間の小ささを
否応なしに見せつける
それも冬将軍の仕事なのだ
春はただ待つしかないもの
感謝をもって迎えるものだと
凩が吹雪に変わって
白くなった
秋の余韻に浸る間もなく
冬将軍はやってきた
ただ人間は途方に暮れるのみ
しかし
困った困ったと言いながら
雪国の人たちは
少しだけホッとしている
本当の冬がやってきたと
心の底で思っている
暖かな雪のない冬は
人間には便利だけれど
本当の冬はこうなのだと
少しだけ思っている
ジタバタしてもしょうがない
自然には敵わない
人間の小ささを
否応なしに見せつける
それも冬将軍の仕事なのだ
春はただ待つしかないもの
感謝をもって迎えるものだと