誰もが自分の未来を決めることができる世界を創造する

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低価格で良質な金融サービスを2030年までに50カ国1億人に届ける
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★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ（１６０）

＜五常・アンド・カンパニー＞
　2014年7月に設立され、東京都渋谷区に本社を置く、マイクロファイナンス機関とのパートナーシップを通じて金融アクセスを実現する企業で、途上国で子会社を保有。2023年8月末時点でインド・カンボジア・スリランカ・ミャンマー・タジキスタンに8500名を超えるグループ従業員を擁し、融資顧客数は183万人、連結融資残高は1000億円を突破するソーシャルバンカーだ。
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同社は、新興国における中小零細事業向けのマイクロファイナンス（小口金融サービス）を、具体的には、5カ国9社のグループ会社を通じて、オペレーションの改善、ガバナンスの強化、デジタルトランスフォーメーションに取り組み、低価格で良質な金融サービスを提供している。また、社員の派遣や、取締役会や経営会議などを通して日々の経営に参画しながら、融資に必要な資金は主に株主資本を世界中の投資家から調達している。同社の収益の大部分はマイクロクレジットが占めており、他にもマイクロセービング（預金）、マイクロインシュランス（保険）、マイクロレミッタンス（送金）などのサービスを提供している。また、顧客向けのアプリもスリランカとタジキスタンで提供しており、タジキスタンでは最大のシェアを誇っている。

海外のグループ会社

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資金調達ラウンドで、同社はシリーズEラウンド※を141億円で最終クローズした。2014年7月の創業からの累計資本調達額は289億円に達し、2023年3月期の連結財務実績は金融収益186億円、営業利益17.6億円となり連結黒字化を達成した。　調達した資金は、インドやタジキスタンを中心に新型コロナウィルスの影響を乗り越えて再成長する既存グループ会社の財務基盤強化とデジタル化の推進、アジア・アフリカ地域において金融包摂に取り組む事業者のグループ化に充当するとしている。
※シリーズEラウンドとは、スタートアップ企業の成長フェーズを示す資金調達のラウンドで、安定収益が確立し、行動していく段階。

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★ 創業者の慎泰俊（シン・テジュン、1981年生まれ）氏は、朝鮮籍を有する在日朝鮮人として生まれ、東京の下町で育った。父は東京朝鮮中高級学校の校長、母は元空手家で、あえて帰化せず事実上の無国籍者を貫く。朝鮮大学校政治経済学部法律学科と早稲田大学大学院ファイナンス研究科を修了し、モルガン・スタンレー・キャピタル（2006年～2010年）とユニゾン・キャピタル（2010年～2013年）に勤務した。2007年に特定非営利活動法人Living in Peacewpを設立し、「機会の平等を通じた貧困削減」を目指して、専従職員を持たず、理事を含めメンバー全員が本業を持ちながら活動した後、2014年7月に五常・アンド・カンパニーを創業した。

慎泰俊（シン・テジュン）氏

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◆ 全ての人が金融サービスを利用できる世界を目指し、金融インフラが不十分な途上国の住民や中小零細企業を対象とした小口融資を行い、初期段階では、顧客が連帯保証となる5人組を作り、互いが信用を担保することで迅速な少額融資を受けられる。信用履歴が積み上がると、個人の信用で借入も可能になり、これにより、中古のミシンや乳牛などを購入して事業を開始し、所得が増え続けるサイクルを促す。途上国の低所得層や中小零細企業向けに低価格で良質な金融サービスを提供し、顧客の生活改善と地元産業の基盤作りを目指しています。

❤ 途上国に暮らす人は40億人。そのうち40％は金融サービスにアクセスできていない。
『金融サービスはビジネス機会や教育のような将来への投資などにつなげるためにあるものであり、水や空気のようにないと困ってしまう大切な社会インフラです。途上国を含めた誰もか必要とする社会インフラを届けることが、”機会の平等”の実現に近づくと信じている』と語っている。
2030年までに事業規模を資産残高5兆円、売上1兆円、顧客数を50カ国1億人を目標とし、マイクロファイナンス事業を通じて、将来は民間版の世界銀行を目指す。

つい最近（2023年10月）同社は、初の日本のメガバンクからの大型デット調達を行った。三井住友銀行より、グループ会社に対して、90億円（60百万米ドル）、借入期間3年のソーシャルローンが実行された。本ローンを原資として、五常グループは主に女性の中小零細事業者に対する小口融資の提供を通じて、顧客の生計向上やエンパワーメントに取り組むとしている。

ん～民間の世界銀行ね・・・できる気がする！

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう！

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◎五常・アンド・カンパニー　コーポレートサイト
https://gojo.co/landing-page-jp
◎シリーズEラウンドを141億円で最終クローズ（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000048303.html