【本好きの備忘録】お探し物は図書室まで~連休は自宅で読書でも
連休中は雨の日が多いということで、面白そうな本を
探してタブレットにダウンロードしてます。
基本は、Amazonの定額読み放題のKindleunlimitedでお得にです。
いつもは、ほぼKindleunlimitedだけですが、今回はなにかの
キャンペーンで250ポイントもらったので、久しぶりに有料
で購入しました。
2021年の本屋大賞にノミネートされた作品で「お探しものは
図書室まで」というハートウォーミングな短編集です。
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? 人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた町の小さな図書室。悩む人々の背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
まだ2話目ですが、心にスッとはいってくるいい話です。
お気に入りは、「二章 諒 三十五歳 家具メーカー経理部」です。
やりがい、人間関係、趣味、副業・・・
先行きの見えない現在の社会状況と重なり、新しいことに一歩踏み
だせない状況にも共感します。
図書室で利用者のあいまいな図書の検索にも対応するレファレンス
を担当している小町さゆりさんがいい味を出しています。
~引用
「はちきれそうな体の上に、顎のない頭が載っている。ベージュの
エプロンに、目の粗いアイボリーのカーディガン。肌も白く服も
白く、「ゴーストバスターズ」に出てくるマシュマロマンみたいだ。」
~引用~
*****
2004年から始まった本屋大賞。
この連休で、過去のノミネート作品を読んで見るのもいいかも
しれません。
読んだ本を並べてみました。どれも、懐かしく楽しむ読みました。
有川浩さんの「図書館戦争」は、シリーズものでハマりました。
上橋菜穂子さんの「鹿の王」は、面白かったけど、ハードカバーで
重かった。
家政婦歴10年以上の「私」が派遣されたのは、記憶が80分しかもたない、一人暮らしの数学博士の家。彼の第一声は「君の靴のサイズはいくつかね?」だった。数字で物を語る博士に、初めは驚いた「私」も、博士の優しさに触れ、不思議な幸せを感じ始める。「私」の10歳の息子を含めた3人で過ごした日々は、奇跡のように美しい時間となり――。第1回本屋大賞に輝き、映画化もされた小川洋子の大ベストセラーを漫画化した、感動作!!
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
ここでなにが学べる?県民の食生活か?―県庁に勤めるエリートが、民間企業に出向することになった。選ばれたのは、二万九千人の職員の中から、たった六名。そんな栄光を勝ち取った野村聡だが、研修先は、なんと片田舎のスーパーだった。臨機応変な対応が求められる現場で、頭のかたい偏差値エリートは鼻つまみ者として扱われるが…。
2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年。日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるが……。
徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。
※2021/4/29 Kindleunlimited対象です。
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てることにする。一方、謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサルは、遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのか―。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り…!?
たったふたりだけ生き残った父子と、命を救うために奔走する医師。生命をめぐる壮大な冒険が、いまはじまる―!
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、75万部突破のベストセラー待望の文庫化!
※最初、猟奇物と思って読まなかったけど・・・いい話でした。
売れない芸人の徳永は、、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
※へぇーと思って読んだけど・・・
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