【本好きの備忘録】読書感想と紹介5章:事例に学ぶ、成功するDXのポイント~「いちばんやさしいDXの教本」
経済産業省DXオフィスのtweetで「情報プロジェクト室みんなの
noteマガジン」を紹介していました。
デジタル庁の事務方トップにはMIT出身の伊藤穰一氏が起用される
方向で調整されています。伊藤穰一氏というと、日本の番組でTED
の紹介をしていたので記憶に残っています。
これから本格始動するデジタル庁、行政のひとりよがりでIT土建
と呼ばれる利権に縛られたものでなく、日本の国際競争力をとり
もどす施策を打ち出して牽引して欲しいと思います。
5章では、DXの成功事例等を紹介しています。
目次の紹介
CHAPTER5 事例に学ぶ、成功するDXのポイント
49 事例を自社の状況にあわせて読んでみよう
50 事例に学ぶデジタル化①「デジタルデータを生み出す」
51 事例に学ぶデジタル化②「新しいサービスを生み出す」
52 事例に学ぶデジタル化③「まったく新しい価値を生み出す」
Fit&Gap
成功事例と失敗事例を分析し、似ている点、新たに考えなければ
ならない点を明らかにし、自社のDX化のヒントとする。
成功事例に飛びついて、形だけ真似ても成功率は下がるのは
DXにかぎらずどのプロジェクトでも共通ですね。
事例に学ぶシリーズ
まさに成功事例の紹介です。
AIーOCRで紙の文書をデジタル化というものが紹介されていて、
自分もAIーOCR製品を見たことがあり、クセ字もふくめた手書き
文字のデジタル化していて識字率が90%くらいで驚いた覚えが
あります。
そこから更にすすめて電子承認、Web上で完結する「クラウド
サイン」を紹介してます。
自分の会社では電子承認も進んでますが、一部事務処理でPDF
を印刷して、シャチハタで自分と上司が押印し、その文書を
PDF化して事務局にメール送付という面倒な処理が残っています。
ハンコをなくすというかけ声もあり大分改善されましたが、
みなおしのラインから外れるとハンコ文化の過去の遺物として
残りそうです。
別の事例で、電話応対の電子化もありました。
AmazonConnectというAWSを使用したコールセンターの立ち上げ
をお試ししたことがあります。
自動応答、電話番号の解説・転送、応答のデジタルデータ化、
チャット機能を併用した応答など、手軽に開設できました。
利用料金は、必要な分だけの契約で安価だと感じました。
クラウド上のデータ活用
クラウド上のデータを活用し、名刺交換、英語学習、特許調査など
AI、ディープラーニングを使用し、新たな付加価値、一足飛びの
効率化を紹介しています。
全く新しい価値
データの把握とビジョンが描かれていることにより、新たな価値を
創出した事例の紹介。
AIキャラクターによる英語学習DX、クローゼットをデータ化した
コーディネートのDXなど、まさに近未来的なサービスが紹介されて
います。
次につづく
【本好きの備忘録】
読書中毒なので、忘れないようにと読んだ本の記録を兼ねて、こんな本が
あるんだという本の紹介と、コミッとした感想(有料部分)をあげてます。
※1記事は100円ですが、定期購読だと300円/月となっています。
月5本以上の記事を上げる予定ですので、定期購読がお得です。
ここまで記事です。
有料マガジン内で紹介してますが、多くの人にしってほしいので無料記事としています。
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