見出し画像

飛んで住んでアメリカ、Podcast第28回 『アメリカに住むきっかけはなんだった?』

にょら: 幼い頃から、戦後生まれというだけ、いろいろなアメリカ文化に触れて育った中で、やはりアメリカという国への憧れっていうのは常にあったと思います。一番身近な異国文化だった。その興味が徐々に高まっていったのは、大学時代で、1年生の夏に初めての海外旅行に、ハワイに行くことになって、その時、旅行会社がオーバーブッキングをしてしまって、帰りにサンフランシスコに一泊して帰ってきてください。って言われて無料でメインランドにその時観光できてラッキーだった、そこにはまた全くハワイとは違う世界があって、とにかく色々な肌の人がいて、みんなとても自信に満ちた顔をしていたのが衝撃で。こんな世界が実在してるんだーっととても興奮しました。来たばっかりの頃は誰もが俳優さん、女優さんに見えたのー。初々しかったなぁ。

ちょうどその頃、付き合い始めた彼が、DJをしていたスケボーくんだったのね。その彼が、アメリカの音楽しか聞かなくて、多大な影響を受けました。その中でもBEASTY BOYS、Fight for your right,”You goota fight for your right to party!!"あとは、ドレー、スヌープ、アイスキューブ、トゥーパックが出てきた時代もあります。最初に買った洋楽のCDがドクタードレーのクロニックでした。もう大学2年生になる頃は両学するのを決めて、準備にかかりました。そのあと、そのスケボーくんには振られ、なかなか忘れられなくて、吹っ切るのにもちょうどよかったかなーなんて。当時ははぁ何これ良さが全然わからんし!って感じだったけど、その数年後にはまさかのその歌の内容のような生活を送ることになるのですが、またこの話は今度


よし: 多分ちっちゃな頃から海外ってなんとなく憧れがありました。親父がちょこちょこ北欧(スウェーデン)に出張行くような人だったので、家にめっちゃ背の高いスウェーデン人が来たりってものあっって、それとちっちゃい頃に兄の通う英会話学校に一緒に付いて行ってたらしいです。 中学くらいから洋楽にハマるようになって、それから高校生の時にスラッシュメタルと言われるジャンル、メタリカとか、アンスラックスとか、エクソダスとか、それにMTVのビーバス&バットヘッドとか、SNLのウェインズワールドとか。英語をしゃべりたい!ってめっちゃ思ったのは、高校生の時に山手線で乗り合わせた外人の同じくらいの歳の子がめっちゃ可愛かったんだけど、しゃべりかけられなくて。。。。それが一番大きいかも。 で、実際にアメリカに初めて来たのは、大学1年の時。友人がワシントンD.C.にいたのでそこに1ヶ月滞在して、その後大学3年の時にまた1ヶ月くらい今度は短期留学して、その後1年交換留学でこっちに来ましたね。完全にメタルキッズだったので、こっちに来てもバンドとかやって、本当に楽しかったなぁ。


みーちゃん: 私は父が政府の仕事をしていたのでその関係でAmericaやヨーロッパに行っていたのと、ふたりの叔父がアメリカに住んでいて一人の叔父は第二次世界大戦後ほぼすぐ医療研究性として渡米してテキサスに永住、もう一人の叔父は日通のニューヨーク支店に転勤で何年かすんでいたので、Americaは常になじみ深い場所でした。わたしにとってはそれ以上に何よりもブラックカルチャーに惹かれたのが渡米のきっかけの最大の理由です。私は小学生のころから父から常に”真実の歴史を知りなさい”と言い聞かされていて毎週、淀川長治(よどがわ・ながはる)さんが司会していた日曜洋画劇場やその他の映画を父と一緒に見るのが習慣でした。そして、1977年にルーツという黒人奴隷の映画が放映され父に”これは世界の歴史の中で人間が犯した最大の罪だ”だから、絶対最後まで見なさいと言われました。そのころ私は11歳で居間で祖母と両親に挟まれてみていた記憶があります。その時まず、内心、黒人の顔立ちは美しいを思いました。あと、スレーブマスターに過酷な仕打ちを受けて家族を引き裂かれても強く生きて行く人間性の強さに心を撃たれました。

そして、1980年ごろからは、サザンを経て、とくに、ブラック系の洋楽、洋画にどっぷり浸っておりました。その中でも、ウーピー・ゴールドバーグのカラーパープルを見てさらに黒人の方たちの力強さに感動。あとは、私はプリンスの大ファンなんですけど、パープルレインでアメリカへの憧れに拍車がかかりました。これは結構黒人好きな人にはあるあるの話なんですが黒人の海軍のボーイフレンドと付き合ってR&B,ヒップホップファンに、でも、なんといってもブレークダンスの映画”Breakin'”とそのミュージックビデオでチャカカーンの”FEEL FOR YOU”を見てからそれが私のすべてになりました。16歳の時にNYの叔父の家に三か月語学留学してマンハッタンを一人で練り歩き、実際にブレークダンスを見てHYPE!それ以外にもいろんなアート、カルチャーに直接触れて、あんな過酷な歴史を通ってきたのになんでこんなファンたすっテックなことを生み出せるんだろうと、ブラックカルチャーをもっともっと知りたくなりました。それで、今になるわけです。 よし:まとめ、 みんな、やっぱり幼少期になんらかの憧れがあったり、その後音楽がきっかけになってて、なんか分かるーってなりました。 視聴者のみなさんの中でもこんなきっかけでこっちにきたよとかコメント入れてくださると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?