Re:Start
今月末で近所のドンキホーテが閉店するらしい。
ドンキホーテの閉店とともにわたしののらりくらりとした学生生活も終わり、月曜日から金曜日まで働くことになる。
名刺入れをまだ買っていない。エンダースキーマのを買うか、もうちょっと我慢するか迷っているところ。
わたしはこれから、どんな一日を積み重ねていくんだろう。
あまりにも未知な来週からの生活にワクワクするわけでもなく、嫌だと思うわけでもなく、大学生に戻りたいと思うわけでもなく、どこかぼんやりとしている。
中学校と高校の三年間にいろんな一日があったように、大学での四年間にも、それはそれはいろんな一日があった。授業を抜け出して喫茶店でお茶してた日がほとんどだった気がするけれど。
でも、毎日少しずつ違う顔つきをして、違う感情を抱いて、バイトをしたり大学へ行ったり電車に乗ったり。ぜんぶぜんぶ違う日があって、なんだかあっという間に過ぎてしまった四年間でも、いろんな変化があったのだと、振り返ってみると感じる。
そういうときにnoteを読み返したりすると、
この時わたしはこんなことを思っていたのか、
という発見があって、なんだか自分を再発見した気分になれる。
だからね、やっぱりこの日記、自分のためにしかなり得ないこの拙い日記、毎日書きたいなあと、思うのです。
日々を、ふりかえるために。一日一日に区切りをつけて、朝がきたら新しい一日を始められるように。
この間、古本屋さんにいった。ずいぶん昔の、50年くらいも前のロック雑誌を見たときにはなんだか感動しちゃったな。これがあって、今の音楽雑誌が創られたのか、と。
flumpoolの「とあるはじまりの情景」という曲がある。flumpoolの良さを、それまでと異なった魅せ方で表現した作品で、2015年大学1年の春、ひさしぶりにCDを買った。
そのミュージックビデオは代官山の蔦屋書店で撮影されているのだけれど、これがまたとても素敵なのだ。原点に立ち返るような、そんな気持ちが伝わってくる。「もう一度頑張るから皆ついてきて」、って隆太さんが言ってるような。
古本屋さんにはいったとき、まさに初心にかえる、そんな心地がした。
心にこびりついた錆がするすると削ぎ落とされていくような。本屋さんには、言葉には、そういう力があるんじゃないかなあと思うのです。
そんな新しい気持ちで、もう一度noteを書いてゆきます。