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新人アニメ制作進行に捧ぐ! お前が生き延びるための覚書 ──仕上げ検査あがりの処理──(P15)
【制作進行の業務フロー編】
①作業して頂いたさん仕上げ検査さんに連絡
あがりを回収した旨の連絡
状況の確認
②素材の制作チェック
素材の確認
あがりの内容確認。ちゃんとチェックしてない制作もいるけど、できるだけセル検あがりを確認しよう。
原画・動画で指示がちゃんとされておらず、そのままでは撮影できない素材を、ちゃんとセルわけしてくれたり調整してくれたりしている。
特に海外動仕だと素材がメチャクチャな場合が多いので、セル検さんが黙って直してくれています。感謝しましょう。
日付の記録
仕上げ検査あがりと撮影入れの日付を記録。
セル検査済カットと未セル検のカットは厳密に区別して管理すべき。
カット管理ソフトでそれぞれ欄を分けておこう。
③撮影入れ
※撮入れの前に、「撮出し」や「特効入れ」がカットによっては必要なものもある。
あらかじめ確認必須。
撮影さんに素材・セルデータ・BGデータを入れる。
伝票を必ず渡す。撮影さんは渡した伝票で、撮影手持ちのカット数を把握・管理している。
(上記、昔の話です。今の現場では制作と撮影で共有スプレッドシートとかで管理しているのかもしれません)
入れた旨を連絡。
入れに関して説明が必要な場合は、黙って渡さず事前に伝える。
また、もし優先して作業してほしいカットがあれば伝える。
以上。