おかん留学②外国人から見た日本人とは
外国人と話しているときに「日本人の友達がいる」「日本人と付き合ったことがある」と言われた時に、「その日本人はどんな人だった?」と聞き返しています。内心「日本人は優しくて素晴らしいよ」という返事が来るものだと思いながら…。が!実際、こんなことを言われます。これが1人や2人じゃないから、驚きです。驚きですが、ある意味納得する部分もあります。
某アイルランド人が持つ日本人のイメージ
彼は日本人の友達がいると言っていました。その日本人はどんな時も怒らない、悲しまない、寂しがらない、そしてなぜかいつも笑っている。
そんなことがあったら怒るだろうということも怒らない、同じアジア人の中国人も韓国人も感情をむき出しにして怒るけど、日本人だけは怒らないと言っていました。なぜ怒らないのかがわからない。
そしていつもニコと笑う、と。
ニュアンス的には喜怒哀楽がないような感じで私は捉えました。日本人の感情はいつもフラットだと言っていました。
なんで泣いたり、怒ったり、バカ笑いしたり、エキサイトしたりしないの?いつも冷静で落ち着いていて、それがアイルランド人から見てすごく不思議なようです。
アイルランド人に限らず外国人は感情豊かです。それに比べると私たち日本人は感情の起伏が少ないのかもしれないと思わされました。
某アルゼンチン人が持つ日本人のイメージ
彼もまた日本人の友達がいると言っていました。同じ学校で友達になったので連絡を取り合って仲良くなったそうです。でもそのうちその連絡がそっけなくなり、連絡が途絶える。なんで連絡が来なくなったんだろう?彼はそう思ったようです。日本人とのやりとりはこのパターンがすごく多いと。他の国の人とも同じようにやりとりしているけど、日本人だけはやりとりする回数が徐々に減りそのまま途絶えていくと言っていました。
おそらく連絡を取り合う密度がアルゼンチンと日本では違ったんだろうなと私は捉えました。
「こんにちは、今日はどうだった?何してたの?」と言うたわいもない会話を当たり前にするアルゼンチン人といちいち言うのが面倒な日本人・・・という感じだったかな?
そういう日本人は多い気がするから、この温度差で連絡が途絶えたと言うのはわからないでもない。アルゼンチン人は寂しそうでした。
某トルコ人が持つ日本人のイメージ
彼は日本人と付き合ったことがあると言っていました。トルコ人は親日家が多いです。なので、きっと日本人を褒めてくれるだろうと思いきや「日本人は何を考えているかわからない」「気持ちを話してくれない」「嬉しいのか嬉しくないのかわからない」と言われました。
だからもう日本人と付き合いたいとは思わないと。あららら〜、そこまで言われてしまいました。日本人、人気ないよー。
某イタリア人が持つ日本人のイメージ
彼は仕事で1ヶ月、日本を訪問したと話していました。訪問先が都心ではなく地方だったと言うこともあり、英語が話せる人が全くいなかったそうです。イタリア語は通じないだろうなと覚悟はしていたけど、まさかここまで英語が通じないとは思わなかったと彼は言っていました。そして英語表記もほとんどなく。ロボットのPepperくんですら英語を話してくれなかったと言っていました。
電車の乗り換えがわからず駅員さんに尋ねたけど誰も英語がわからないし、駅の表記を見ても日本語は彼にとっては全く読めない、ただの記号にしか見えないし、ほんと大変だったよーと話してくれました。次からはOkanがいるから大丈夫!と言うことで解決しました。
番外編(アルバニア)
他にもアルバニア人からも聞いたのですが、これはちょっとエロすぎてnoteには書けないような内容です。なので詳しくは書けませんが、アルバニア人は日本人女性を絶賛してました。
結論から言うと、日本人の最初のイメージは悪くないです。「私は日本人です」と言うと「おお!僕は日本が大好きだよ」と言われることは本当に多いです。でも実際に日本人と触れ合った外国人は、日本人に対して「あれれれ??日本人ってこんな感じなの?」と思うことがよくあるようです。
私は「日本人の友達がいるけど、その人は本当に素晴らしい人なんだ」と言う返事を期待してしまっていたような気がします。でも、それとは違う返事がいつも返ってくるので、その度に「私はもっとフレンドリーでいよう」と思うのでした。そして「Okanと言う日本人の友達がいるけど、彼女は本当に素晴らしい人だよ。だから僕は日本が大好きなんだ」と言ってもらいたいです。
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