島田慎二著「千葉ジェッツの奇跡」
千葉ジェッツ代表Bリーグバイスチェアマン(2017年当時)島田慎二著「千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密」読了。
著者の島田慎二さんは、現Bリーグチェアマン。
千葉ジェッツは、千葉県船橋市がホームタウンのプロバスケットボールチーム。
今でこそ人気も実力もあるチームですが、2011年に誕生した時は倒産寸前の弱小チームだったそう。
当時の経営陣は、バスケ好きが高じて、脱サラしてバスケットボールチームの立ち上げに関わったような人たち。
オーナーとの縁でアドバイザーとして関わるようになり、その後は経営の経験者としてチームの再建に取り組んでやってきたことが、具体的に記されています。
組織作り、お金集めの話なので、バスケとは無関係の中小企業経営者にもおすすめです。
有名な富樫勇樹選手がなぜ千葉ジェッツにいるのか、ぼんやり不思議だったのですが、島田さんとの縁で入団が決まった話を知り、なるほど…と思いました。
この本の執筆時点では、「千葉ジェッツの新アリーナ建設は現実的ではない」となっているけど、いよいよ今年アリーナが出来上がるので、順調に発展していったのだな…と、答え合わせのように読めます。
現在B2のアルティーリ千葉(千葉市がホームタウン)が今季B1に昇格できれば、来季に新アリーナで千葉対決が盛り上がるのでは…と期待しています。
2025年のオールスターも、新アリーナで千葉開催らしい!
名前が「ららアリーナ 東京ベイ」なのが残念だな。
「ららアリーナ 南船橋」でいいのにね…。
南船橋に新アリーナができるので、JR京葉線は南船橋(千葉ジェッツ)−海浜幕張(千葉ロッテマリーンズ)−千葉みなと(アルティーリ千葉)−蘇我(ジェフユナイテッド市原・千葉)と、スポーツ観戦には最適な路線になりますね🚃
島田慎二さんの本は、「オフィスのゴミを拾わないといけない理由をあなたは部下にちゃんと説明できるか?最強の組織を作るマネジメント術」と「最強のスポーツクラブ経営バイブル」も読みました。
言うは易く行うは難し…ですが、島田さんは結果を出していてすごいな…と思います。
バスケットボールの仕事は社会貢献としてされているそうで、私利私欲ではない大きな意識が成功の秘訣なんだろうなと思います。