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#2 王様のためのホログラム

昨日「王様のためのホログラム」という映画を見ました。自分でレビューを書いてみようかと思いました。自由に書くのでネタバレ注意!

「王様のためのホログラム」はアメリカ人のアランの話を語る。アランは営業マンで、サウジの王様に新しく開発されたテクノロジーを売るべきだ。アラン自身は人生のクライサスが発生している。妻と離婚し、元の会社は首になり、娘がお金の問題で大学を退学した。彼には何もないだと感じている。サウジでの生活はアランに苦しい。時差ぼけで寝坊したり、汗まみれになったりする、そして職場はテントの中である。その上、王様は愚か、連絡先さえが顔を出さない。

私にはこの映画で好きなところが結構ある。アランのキャラは立体感がある。彼の考えや行動が理解でき、そして性格がいい。悲しみや苦しさがあるのに、前向きになろうとして頑張ろうとする。過去に起きた事件のおかげ微妙なキャラクターになる。
設定自体も気に入った。サウジの砂漠は綺麗な背景になる。寂しさと迷いを表現する。王様はいつ来るか、売りをうまくできるかの不安と何もない世界にいる雰囲気で不条理さがある。アメリカの上司は毎日電話をかけて都合を聞く。何も進んでいないことはアランのせいだと考えているように不服で厳しくぶつぶつという。
砂漠の中に街を建てる予定のサウジは不条理に聞こえる。アランは一つの作りかけのマンションを登り、誰かがそこに住んでいるからと聞いた。砂漠の中に仕事をしている方はほとんど外国人ばかりで、不自然さ尽くめの場所である。
アランの背中に大きな塊がある。その小さな問題は面白くて、自分との戦いのように見える。
アランは前に働いた自転車会社の工場を中国に移動させ、自分も仕事がなくなった。中国製の方が安いのだ。しかしこの砂漠にも中国の商売的も出席する。

残念ながら、この映画であまり好きではなかったこともあった。脇役のキャラクターは善人深みがほとんどありませんでした。友達になってくれるサウジのドライバや、塊を手術してくれる女性の医者などが結構大きい役をやっているのにもっと詳しく知りたいと考える。医者はアランと恋をすることになるのも嫌だ。医者としてしっかりしているはずだし、そしてその一般のアメリカ人の何がいいのか。映画を見たら恋を突然な必要のないことだと感じた。友達になる方がマシだった。
アランは砂漠の中で一人で働くわけもない。チームがある。そのチームは苦しい都合で働き上で、上司は毎日遅刻したり消えたりする。しかし、チームがイライラすることが全くない。普通の人間は起こるだろう。チームも怒ったらアランの都合がもっと悔しく見えたのではないだろうか。
過去のアランと現在のアランの精神的な変更を見たかった。壊れかけのアランで始め、そして砂漠で新しい自分を見つけるのは感じていなかった。アランが自分の行動を反省するシーンを見たかった。
そしてフラッシュバックで娘の話を見る。大学に行くために彼は仕事を頑張るべきだと。しかし、映画の終わりに、営業がうまくいかなかった。そしてアランは医者と一緒にサウジに残り、砂漠のアパートを売ろうとする。娘を忘れているのだろうか。砂漠の暑さで頭が飛んで、それでお金を積めると考えているのか?
映画の話し方がゆっくりで、私にとってゆっくりすぎると感じた。それは思いのつかない場所までも行けずに、視聴者への余裕で気持ちや雰囲気などをほとんど伝えていない。新鮮さがない映画だ。

私はこの映画を変えたら、もっとめちゃくちゃにしたいと考える。設定はもうめちゃくちゃだし、もっと面白い話になれるのではないか。
背中に生えた塊は大したことではなかったという話だった。もちろんそれがいいんだけど、アランの視点から世界を見ているので彼が2つ目の頭が生えていると心配していたらどうかな。もしそれを頭としてみて、自分と会話をでき、自分の罪悪感があったらいい。そして映画にあるみたいにナイフで切ろうとするシーンは自分の顔を切るように見る。もっとグロくてドラマチックだと考える。
もう一つの提案がある。デンマークの大使館にあるパーティーで王様が実にもともといなかったとか死んでいるとかの噂を聞いたら、何を待っているのがもっと不安になりそう。

私はもっとあり得ない、映画でしかみないシーンを見たかったと考えます。そうじゃなかったら、人間の関係の深さをもっと知るべきだと考えています。私にとってはみて嬉しいとかそんな気持ちが全然残らなかった映画なのでお勧めできません。
外国で迷っている外国人の男性の映画を見たければ「ロスト・イン・トランスレーション」の方がお勧めです。

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