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尾道の『喫茶 キツネ雨』がとてもよかった話

はじめに

こんにちは、tomtomです。
noteの記事をとりあえずで書いては完結までのビジョンが見えずに途中で投げ出した下書きが前回の怪文書とこの記事の間にあります。
自己満足で書けばいいのに需要とか記事の反応とかについて考えて憂鬱になってしまうんですよね。

先月、突発的に旅行に行きたくなり、地元(九州)から福岡にとりあえず出てみました。
その日は新幹線で広島市まで行き、お好み焼きに舌鼓を打ちました。
(厳島神社には来訪済みだったため)広島市近辺の観光地が思いつかず、Twitter現Xって言ったほうがいいの?のフォロワーに翌日のお勧め観光地を聞き、尾道を複数名から提案されたためとりあえず尾道駅に行ってみました。
正直、JRでの広島市-尾道市間の移動は乗り換えが必要+在来線で2h前後とそれなりの運賃がかかるため、移動しながら適当な旅程にしすぎたかな?とも感じてました。

そんな形で尾道市を訪問しましたが、移動に費やした時間や値段を忘れさせてくれるほどの素晴らしい喫茶店(その他尾道市には素晴らしいカフェがたくさんあります)に出会えました。

この記事はそのお店と体験したわたしの感動をメモしたいと思ったことがきっかけの記事なので、いつもの読んでて疲れそうな記事よりは短めなものになります。

尾道から因島方面を望む
上の写真のコーヒーはaroundにて購入
ここも美味しくて良かったです

どんなお店?

そのお店はタイトルやヘッダーに書いてるからここで言わなくていいかもしれませんが『喫茶 キツネ雨』というお店です。

入口*ヘッダーの元画像


尾道駅からのアクセスはこちらを参照してください。
お店について詳しく紹介する前に、このお店が来店時にお願いしている事項について引用します。

◆ ご来店前にご確認ください ◆

・混雑時は御注文を伺うまでにも大変お待たせする事があります。
・お急ぎの方、小学生未満の方、騒がしい方のご来店はご遠慮下さい。
・お支払いは現金のみです。
・御一人様、1ドリンクのご注文をお願い致します。
・全席禁煙
・外でお待ちのお客様がいる場合、お料理の提供から90分までのご利用をお願いする事があります。
・バリアフリー非対応です。(入り口に段差があります。
・静かな雰囲気を楽しまれているお客様もいらっしゃいます。話し声の大きさは他のお客様にご配慮下さい。
・37.5℃以上の発熱のある方、体調不良の方はご来店をご遠慮下さい。

喫茶キツネ雨HPから、2023/10/9時点での引用

大半の内容は一般的なお店でもよく見ると思いますが、静かな空間の形成の協力を明文化してお願いしているのは少し珍しいかもしれません。
実際にお店に行った方は分かるかと思いますが、『キツネ雨』で体験できる落ち着いた空間の形成には来店している客の協力が必要なのです。

「その昔、日本人が西洋文化に憧れを抱いた時代をイメージ」したと記載されている通り、明治~大正頃を連想させる内装になっています。
メニューもその時代にありそうな昔懐かしいものや店名にもなっているキツネをかたどったものが多くあり、魅力的です。わたしは食べたいものがほとんどになり、一つに絞るのに10分ほど悩んだ気がしてます。

レジ横にはお土産もあり、わたしのようなお店に満足した人々に形に残る思い出を渡してくれます。わたしはお土産コーナーの存在に気づかずに会計して店を去りましたが

これは期間限定で出たパフェ、食べに行きたい

わたしの感想

入店と同時に目に入る内装と少し薄暗い空間、店員さんの服装で上品な純喫茶を思い浮かべそりゃこのお店が上品な純喫茶そのものなので当然なんですけど、わたしの中の期待値が上昇しました。
1人席はミシン台のような席で(自信ないけどミシン台かそれに近しいsomethingが元になった座席なのは確かと思う)、大きすぎず小さくもないちょうどいいサイズのテーブルでした。

メニューについては散々悩んだ結果、わたしはホットコーヒーと昔懐かしプリンを注文しました。ちなみに懐事情で選ばれなかった最終候補は(期間限定、この記事執筆時点で終売になっている)梨のソーダとおやすみクリームソーダ(青色のクリームソーダ)です。

1人席を横から見た風景
1人席の上は照らされてます
こんな感じで


正直注文が届くまでは「雰囲気づくりに力を入れてるお店なのかな?それにしても待つ時間も楽しめる居心地の良い空間だな」ととても失礼なことも思いつつメニューを見ていたのですが、実際にプリンを食べるとそこそこプリンを食べていると自負しているわたしも満足するくらい本格的でした。
雰囲気については入店時で大変満足していたのですが、その他の接客、料理、内装といった提供されるすべてが素晴らしいと思った店に初めて出会いました。

実際の商品がこちら

冒頭で述べたように広島市から尾道市までの移動に割と距離があったので、「もう少し近場を観光しておけばよかったかな?」と思いながら散策していたのですが、こんな素晴らしい店に出会えたのなら話は別です。
プリンを食べた途端にモヤモヤがすべて吹き飛び、尾道に来てよかったと強く感じました。

味についてはコーヒーの酸味が…とか少し固めで甘いプリンとほろ苦いカラメルが見事に調和し…などと書きたいのですが、如何せん数週間前の事であり、詳しい記憶が抜け落ちてしまいました。記憶があってもコーヒーについて詳しくはかけないんですけど
ですので食べ終わった後に、追加で注文してこの空間をもっと味わいたい…と後ろ髪を引かれる気持ちで退店したという事実のみ書き残します。

おわりに

今回は3,000字程度の個人的に短めの記事となりました。
ここでは尾道市のお店を取り上げましたが。もちろん素晴らしいお店は地元長崎にも多くあります。もちろんそれらについても記事を書きたいというか下書きにはしたのですが、風呂敷を広げすぎて着地点が見えない状況です。
そんなこともあって旅行先の思い出の1ページという形で短い記事とさせていただきました。

他にも尾道駅周辺は魅力的なカフェにあふれていました。アーケードを散策して気になったお店で一息つくだけでも有意義な休日を過ごせると思います。
電動キックボードをレンタルしたけど乗れなくてサイクリングや周囲の島巡りが出来ずに駅周辺を散歩しながら気になるお店に行くことしか出来なかったわたしでもこの記事を書くくらいに満足できたいい場所でした。この記事を書きながらまた尾道市に行きたくなってます。

カフェ巡りが好きな方やカフェに興味はあるけどなかなか入りにくい…という方がいたらぜひ旅行先で思い出のカフェを見つけてほしいなと思います。
最後に(記事執筆の2023/10/9時点での)お店の基礎情報を書いておくので参考にしてください。

記事と全く関係ない長崎の好きなカフェ

お店の基礎情報*2023/10時点

店名

喫茶 キツネ雨

住所

広島県尾道市久保2丁目11-17

アクセス 

尾道駅から徒歩20分

営業時間

午前の部(要予約)9:00-11:00*10:00LO
*予約方法などについてはリンクの店舗HPを参照してください
午後の部(予約不可)12:00-17:00*16:00LO
*品切れや混雑状況で早期閉店の可能性あり

席数

1人席:2 2人席:4 4人席:2

定休日

火水木 *営業日でも臨時休業の場合あり、来店を考えてる方はHPを参照ください

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