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【One exercise!】骨盤の左右差を整えてみる
町でも骨盤矯正の文字を以前より見かけるようになりました。
私自身、骨盤矯正と名の付くものは受けてみたことがないのですが、みかけるたびに他の施術者の方がどのようにおこなっているのか興味をそそられています。
骨盤や腰椎の施術は好きでして、私のなかでは生命力の中心にあるような尊いイメージがあります。
骨盤を整えていくと呼吸が深くなっていくのを感じることも多いので、その人の根本のところを触れているような気がして好きなのです。その分、いつもさわる前は気が引き締まる思いでいるのですが...。
骨盤については書きたいことがたくさんありますが、今日は私が出産後によくおこなっていた、骨盤の左右差を整えるエクササイズを紹介します。
私の産後
子どもが生まれると、子どもの話はしても出産の話は意外にしないものなんですね。同じ頃に産んだ友人と少し話したくらい。産んだ痛みは忘れてしまうと言いますが、比較的安産だったとはいえ決して忘れはしません(泣)
筋肉骨格系の知識は多少あるので、産前から骨盤底筋(膣や尿道周りの筋です)のエクササイズはよくやっていたのです。
ところが産後、右側の骨盤底筋だけ力がはいりません。もともと右が苦手ではあったのですが、それにしても差がある。
ある研究では、骨盤痛や腰痛は、骨盤自体の緩さよっては引き起こされないが、左右差によっては引き起こされる。とも言われています。
私の骨盤が!!
そこで重点的におこなったエクササイズがこれです。
おしりを上げて、膝を開いたり閉じたりしてみましょう
まずはあおむけに寝て、両膝を立てます。足は遠くにつきすぎず、脛の骨が床と垂直になる手前くらいが良いと思います。
下腹部に力が入るのを意識しながら、ゆっくりおしりを上げていきます。
まずは膣や肛門を引き上げて、尻尾の骨から順番にあげるようなイメージです。踵でしっかり床を押してください。腰を反りすぎないように注意してください。
上がりきったら、両膝をゆっくり外に開いていきます。
次に下腹部からしっかり力をいれながら、膝を閉じていきます。下腹部の力を使って脚を閉じていくイメージです。両方の足同士を軽く押し合うようにすると、骨盤底筋の方にも力が入りやすいです。
これを呼吸を整えながら繰り返します。
産後の方はもちろん、生理不順がある方や、なんだが骨盤がゆがんでいる気がする方、下腹部をシェイプアップしたい方にもおすすめです。
私の骨盤もおかげで元気です。
くれぐれもむりなさらず、ぜひお試しください。