魅力は全てを凌駕する
こんにちわ!
山形醤油の美味さに衝撃を受け、これに感動できる心を持ってる自分に幸せを感じている亀岡です。
今日は、本日限定配信された、株式会社結の樹プレゼンツ「西野亮廣特別講演会」からの学びを記したいと思います。
株式会社結の樹さんは愛知県で介護施設を運営している会社さんで、コロナ渦になる前に西野さんに講演会を依頼しており、オフライン、有料での開催を予定していたそうです。
介護もクリエイトする時代だというお考えのもと、時代を代表するクリエイターの西野さんに、「これからの時代の生き方」をテーマに行う予定でした。
世の中がこの状況になってしまい、結の樹の皆さんは、少しでも明るいニュースを世の中に発信すること、そして、そんな時代だからこそ強く生きていくための考え方を、一人でも多くの人に届けたいと言う想いから、たくさんの人の協力を受けてオンラインでの無料開催に踏み切ったそうです。
講演会を行う上で、結の樹さんから2つの質問がありました。
①学生の間に経験しておいた方が良いこと
②理想の上司像
この質問に、西野さんは回答していました。
まずは①について。
お金と集客という生きていく上で大切なことを学校では教えてくれない。
学校は仲間を作るところであり、耐える心を学ぶところとして機能しているが、社会を生き抜く力を学部ことができない。
今、お金と集客を学ぶ方法としてクラウドファンディングが存在しており、クラウドファンディングというシステムを使わなくても、世の中の購買活動がクラウドファンディング化しているので、仕組みを理解しておくほうが良い。
企画内容よりも、自分はどうやったら支援されるのか?集めたお金をどう使うのかを学ぶ。
SNSが発達して、誰もが発信者になれる現代では、受け取ることには飽きていて、発信する側に立ちたがっている。
なので、S席よりもスタッフになれる券の方が高額でスピーディーに売れる。
お客さんが参加できる余白が参加できているサービスがクオリティが高いサービスという定義の時代である。
インターネットが世界を変え、あらゆる情報、知識が共有されるようになって、機能での差別化ができなくなってきた。
差別化をデザインする方法がいくつかあり、その一つが「不便益」。
富士山が頂上まで車で行けたら価値が下がる。苦労する登山という不便に高付加価値が存在している。
スペインの片田舎で繁盛している居酒屋で、セルフサービスのワイン樽があるが、勢いが良すぎて、蛇口をひねる人と、コップで受け止める人が必要なので、共同作業者が必要になる。なのでそこのお店では周りのお客さんでグラスが空の人を探して、はじめましての人と一緒にお酒を注ぎに行く。不便がコミュニケーションを売り、それが店の魅力になる。
便利を作りすぎることで魅力を下げるサービスが存在する空、自社のサービスの便利、不便を全て洗い出すことが大事だよ。
例:バリアフリーを意識しすぎると、生まれるはずのコミュニケーションを殺してしまう。
もう一つは、商品や、サービスを売るのではなく、その提供者を支援することにお金が発生しているという時代の流れを掴むこと。
人とのつながりを大事にできていなく、サービスや商品を売り物にしていた企業やお店が潰れていっている現実を、コロナがあぶり出した。
安いから買うのではなく、相手を認識している誰かから何かを買ってその人の生活を支援する→誰かを支援することにお金の流れが生まれている。この流れはまさにクラウドファンディングの仕組みが実際の経済活動とリンクしていると言える。
なので、①の答えは、クラウドファンディングを学べでした。
②西野さんの考える理想の上司。
この質問にはとてもシンプルに答えていました。
走りながら素早く決断し、選んだものを正解にする力を持っている人。
正解=結果です。道の選択には正解はなくて、途中の分かれ道をどっち選んだとしてもゴールにはなんとしても仲間と一緒にたどり着くという、シンプルな「腕力」が必要だという話でした。
西野さんの世間の印象では、クリエイターというよりも、クラウドファンディングや、オンラインサロンなど、現代の集客手法を自在に操るビジネスマンに見られることが多い印象ですが、②の答えで、本人のクリエイターとしてのプライドを感じました。
どんなに良い集客導線を作っても、最後は提供物のクオリティ勝負だよ、と。
誰が反対しようと、自分が選んだ道でついてくる人を幸せにするという覚悟を持つこと、シンプルかつ、しかしながら一番継続することが難しいことだと感じました。
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このコロナ渦で、サービス、商品の話以前に、仲間ともお客さんともそれ以外の話をする機会が増えたなあと改めて感じました。
やっぱり僕たちはコミュニケーションを売買しているという事実に気づかされ、それはクライアントとだけではなく、社内でもコミュニケーションを通して価値交換を行なって、自分たちの信頼関係を深めているのだと思います。
西野さんのサロンに入っていれば聞いたことのない話は無い内容でしたが、自己のケースに当てはめて実行できているかを問い続けるためには、反復が大事で、改めて自分のリアルケースに当てはめて動けていない現実を感じました。
サービスへ想いを乗せることに妥協しないこと
それを届ける方法を応援してもらう発信をデザインすること
この2つに向き合って、ちゃんとうちの会社を勝たせる動きをしていきたいと思います。
今日もありがとうございました。