「外出不要な生活」が主流になる未来で、考えておきたいまちづくり
COVID-19のクラスター(集団感染)予防のために、三密(密集・密室・密接)を避けるよう呼びかけられています。
今までもですが、これからもウイルスと共存しながら上手く付き合っていかなければなりません。
今回の件において、公共空間の在り方や、それに対する考え方も、変わっていくような気がしています。(期待を含む!)
今回は「ウォーカブル・シティ」について、妄想します。
1 よくある公共空間
・人がよく通る場所にはない
・タバコを吸いにくる人だけがいる
・悪酔いしてる大人
決して、悪いことではないのですが、上記のような公共空間は多いと思います。
なんだか寂しげな空気感が漂う広場とか。
せっかく公共の場所なのに、みんなが「みんなのもの」と認識しておらず使っていないのは、もったいないな〜と思います。
2 これからの時代
人口が減っていくばかりで、どこもかしこも少子高齢化。
そして、今回のコロナ渦で、生き方を改める人が増えるんじゃないかな〜と予想しています。
そして、進むIT技術。AIによる仕事の効率化。
これは避けられない時代の流れ。
究極をいえば、もう既に、家から一歩も出なくても生きていける世の中になっていると思います。
ワンクリックでモノが買えて、次の日に届くし、仕事も在宅で出来るものであれば外出する必要はないですよね。
でも、人間らしい健康的な生活って、太陽や自然からエネルギーをもらったり、人とのコミュニケーションだったり。
コミュニケーションをとるのは苦手な人でも、人の気配を感じることすらなくなると精神的に病んでしまうのでは…?と思うのです。
だからこそ、人と必ずしも話さなくてもよくて、人を感じることができる公共空間が大切になってくると思っています。
その公共空間とセットで考えたいと思っているのが「ウォーカブル・シティ」です。
3 ウォーカブル・シティって?
ウォーカブルは、Walkable。
歩行者を中心とした「歩いて楽しいまち」がいいよね!っというものです^^
「1階づくりはまちづくり」というコピーもあったりします。(株式会社グランドレベルのキャッチコピー)
▲写真は、数年前に訪れた「喫茶ランドリー」。グランドレベルさんが運営されています。
ウォーカブル・シティに加えて、前回妄想していた「エディブル・シティ」も掛け合わせたら、もう離れたくても、離れられないまちになると思います(私だけかな?笑)
ちなみに…道路も交通だけでなく、都市を豊かにする方向へと向かっています♪
詳しくはこちら↓↓
国土交通省 〜ストリートの使い方・作り方・支え方をまとめたガイドライン策定〜
▲写真は銀座の歩行者天国。今では当たり前の景色も、はじめはそんなの無理だと信じられなかった人も多いはず。
『堺グランドデザイン2040』でも、「ウォーカブル」や「グランドレベル」という言葉がありましたよ☆
と、まぁここまで長々と書いてみましたが、これまで仕事で経験させてもらったこと、その中で出会った専門家の方から、刺激を受けて学んでいることをアウトプットしてみました。
まとめ
外に行かなくても生きていける時代の中で、人間らしく生きるために、春夏秋冬を感じながら過ごせる、歩行者を中心とした「歩いて楽しいまちづくり」は大切だと思います!
そういった心地よさを感じられる空間づくりというものは、人間にしか表現できないことなのではないかな?と思います^^
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