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あなたなら 10万円をどう使いますか?

先日、髪の毛を切りに理髪店に行ったら、スタッフの方が定額給付金10万円の話を私に振ってきました。


スタッフ「給付金の申請書届きましたか?」

自分  「届きましたよ、昨日にさっそくポスト投函しましたから」

    「でもお金が振り込まれるのは、1か月ぐらい後のようですよ」

スタッフ「とにかく、政府には早く国民にお金を配って欲しいですよね」 (愚痴っぽい口調)

自分   「、、、、、、、。」(お客に対していきなり不満タラタラのお金の話ってどうよ? 👈私の心の声)


この後、スタッフの口から、夏のボーナスカットやら給料当面据え置きなど、さらに生々しい話を聞かされてしまいました。

お金の使いみちにも話は振られましたが、経済活動を止めない為にも、給付金は貯金せずに、消費を回すべきと意見したら、妙に感心されてしまいました。

そんなに感心するような珍しい意見か?とは思いましたが、貧すれば鈍するという言葉があるように、人間はお金に苦しむと、思考回路まで鈍ってしまう典型例の一つなのかもしれません。
(自分も無職引きこもり時代を経験しているので、貧困の辛さは多少なら理解できるのです ↓ ↓)

10万円はどう使うべき?

私は普段、株式投資を行い、経済セミナーなどにも参加して、お金の流れにはそこそこ関心を持っています。特化した専門知識は持ち合わせていないのですが、いちおファイナンシャルプランナーの資格(2級)は持っているのです。(なんちゃってレベルですが)

今回の給付金の10万円を使用用途に関しては

Ⓐマイナスへの補填(家賃や学費などの生活費に充てる)  
Ⓑプラスへの上乗せ(緊急性は要さないので、お金を消費や貯金に回す)


Ⓐは、生活費不足分に充てることで、生活基盤の維持につながれば、お金も生きるわけです。本来は、国民一人一人が納めた税金から出ているお金です。それゆえ見方によっては私たちが自由に使っても良いお金だと思っています。

問題はⒷの方で、貯金を検討している人もいると思いますが、あまりおススメできません。

具体的な説明に入ります。財布にお金を入れておいても、気付いたらどんどん紙幣が減っていたという経験はありませんか?


行動経済学に「心の会計」とも呼ばれる理論が存在します


人間の心理は必ずしも合理的に働くものではなく、「頭では理解しているにも関わらず、行動がともなわない」という矛盾は、誰の心の中にも潜んでいます。

お金の使い方は個人の価値観や必然性を基準に利益と損失を弾きだし、節約・浪費モードを切り替えていることになる。ここで働く心理を「心の会計」といいます。 

普段の生活では一杯の缶コーヒーは惜しんでいるのに、ボーナスが出たら、何万円もする高級ブランド品や自分の趣味への投資には気前よくお金を使ってしまうというケースがあります。ブランド品や趣味への投資は「自分へのご褒美」だが、コーヒーは「ご褒美にはならない」と心の会計が判断しているのです。

貯金の考えは、散財するリスクがあります。明確な目的を持って、電化製品や家具を買ったり、馴染みのなかったグルメを楽しんだりするなど、変化に富んだお金の使い方が良いのかもしれません。

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他の変わったお金の使い方を挙げると、ふるさと納税というものがあります。返礼品がよく話題になっていますが、実は自治体にお金を寄付⇒返礼品を頂く⇒住民税が控除される(ざっくり説明です)というお得なシステムです。

総務省ふるさと納税のリンク先を貼っておきますが、ネット上には他にも、分かりやすく説明してあるサイトはたくさんあります。


世界はコロナウイルスで大変な時期ですが、一度お金のことを考えてみる機会を作ってみても良いと思います。

ここまでご愛読ありがとうございました。


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