京都・四神相応巡り
古来の平安時代から京の都を守る為に、四神相応の地として配置されてきました。
四神相応(しじんそうおう)の地とは、方角を司どる青龍・白虎・朱雀・玄武の四つの神様に対応した地形のことで、風水では最も良い地形とされています。
彼らは邪気を払い、環境を整えるために祀られており、東の青龍🐉、南の朱雀🦚、西の白虎🐅、北の玄武🐢の四神獣を司る方角に置くことによって、悪霊を追い払い福徳を授けてくれると伝えられています。
四神相応の考えに基づいて平安京が作られ、四神を守護するために東に八坂神社、南に城南宮、西に松尾大社、北に上賀茂神社が造られたのです。
自分は既に3ヵ所を参拝済。
残す地は南方向を守護しているとされる朱雀神の「城南宮」のみということで、今回のレポートです。
「城南宮」はしだれ梅や椿でも有名な場所ですが、現地に到着してみると何やら恐ろしい人だかりの山ができております‼️
どうも源氏物語(←大河ドラマ)に描かれている光源氏の邸宅【六条院】をモチーフに城南宮が作られたという由来が、今回の混雑にも一役買っているようなのでした。
改めて感じるのは、世の流行りとはいとをかし(興味深い)ことですね…。
他の四神相応の地
北の上賀茂神社、東の八坂神社、西に松尾大社は既に参拝済。
その中の自分の感性と比較的マッチするのは山城国一ノ宮神社でもある上賀茂神社。
金閣寺や清水寺、嵐山といった他の有名観光地ほど、外国人観光客が押し寄せていないところもグッドなのです。
高台寺や知恩院も近く、セットでの観光巡りもしやすい八坂神社。
祇園繁華街から徒歩で行ける場所ということもあり、常に観光客でごった返してます。
松尾神社は嵐山からも近いこともあるのか、自分が参拝した日は、ロードバイクツアーの外国人観光客が参拝していました。
外国人がお詣りしている姿は、何だか妙に微笑ましかったです。
ちなみに四神相応に沿った御朱印集めも随時開催されております。
有名観光地巡りとはまた一味違う、京都散策。これも一興ですね。
四神相応以外のおまけ京都散策
ここまでご愛読ありがとうございました