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パパと子供の冒険物語~ウンチは人気者第2話 ダニエルとの出会い
第二話 ダニエルとの出会い
――何日か進んだある日―――
おばさん:「はじめまして♪こんにちは♪」
僕:パパ:「こんにちは♪」
おばさん:「昨日のお昼にあなた達楽しそうな親子を見つけたの♪道で勉強している子なんて初めて見たわ♪」
パパ:「あはは♪楽しいですよ♪普段は学校に行って会えない時間帯なのにこうやって一緒にいることができて、さらに一緒に学べるので最高なんです♪」
おばさん:「なんてステキなお父さんだこと♪」
パパ:「そうですね♪こうやって子供と一緒の時間を過ごせているからステキかもしれませんね!でも、あなたもステキなお母さんでしょ?」
おばさん:「ええ、でも今は一緒に時間を過ごせてないの、、」
パパ:「なぜですか?」
おばさん:「あっ、いえ、、やっぱりいいんです、、」
僕:「おばさん、話さないと何も変わらないよ♪それにどんな変わったことをおばさんが話しても僕とパパは何もおかしく思わないよ♪だって僕たちこんなおかしな勉強方法をしてるんだから♪」
おばさん:「そうだね、、あなた達なら受け入れてくれそうね。」
僕:「言いたくなったら言いに来て♪僕たちこの道で勉強してるから♪そんなには進んでないと思うよ!僕、覚えるの遅いから笑」
パパ:「あはは笑」
――しばらくして勉強中の僕たちをおばさんが追いかけて来ました――
おばさん:「ねぇ、やっぱりおばさんのお話し聞いてくれる?」
僕:「いいよ♪」
おばさん:「おばさんね、訳あって小学生の息子とちょっと距離を置いてるの。」
僕:「なんで距離を置いてるの?」
おばさん:「おばさんね息子のことで悩んじゃって、上手く接してあげられなくなっちゃったから少し自分から距離を取るようにしているの。」
僕:「おばさんの悩みってなーに?」
おばさん:「おばさんの悩みはね、、おばさんの息子は女の子になりたいんだって言うの。立派な息子に育ててきたつもりなのにどうしたらいいのって悩んでいるの。」
パパ:「あなたは息子さんを愛していますか?」
おばさん:「ええ、とっても。でもどうしてこんなことに、、」
僕:「愛してるんならいいじゃん♪」
「何を悩む必要があるの?」
「僕だったらパパが悩んでたら嫌だな、、」
「だって1番の味方はパパだし、パパが絶対守ってくれるから僕はこうやって冒険できるんだ♪」
パパ:「なぜ親のあなたが悩むのですか?」
「1番悩み苦しんでいるのはお子さんですよ。」
「子供が悩み苦しんでいるのだから親は1番の味方になってあげないとですよ♪」
「子供が悩んでいるのに親が悩んでどうするんですか?」
「性別に違和感があれば本人は悩んだり苦しい時があって当然でしょう。親はそれをサポートしたり協力してあげるのが当たり前ですよ♪親が悩んではいけません、親が悩むと子供はさらに苦しくなりますよ。」
「だから愛しているのなら悩んではいけません♪」
おばさん:「でもイジメられたり、仲間ハズレにされたりするかもしれないと思うと、、」
パパ:「辛いのはお子さんです。」
「毎日毎日苦しい思いをしているかもしれませんよ。」
「親は悩んではいけませんよ、子供のことで悩んではいけません。どんなことでも何があっても絶対子供を守るっていう強さをみせないと。」
「そして、子供にはお母さんが守ってあげるからあなたは好きなように行動してごらんって言ってあげればいいんですよ♪」
![大月友友](https://assets.st-note.com/img/1696736428173-INFaUK92FI.jpg?width=1200)
僕:「もし僕だったら、悩みを打ち明けたら守って欲しいし、楽しくしてほしいな♪」
おばさん:「そうよね、、悩んでいた私は情けないわ、、ごめんねダニエル悩んでしまって。」
僕:「おばさん!急には強くなれないかもだけど、楽しくはできるでしょ♪」
「ダニちゃんが楽しくなれるようにしようよ♪」
おばさん:「そうね、何がよいかしら?」
僕:「そうだ♪お部屋を可愛くしてあげようよ♪」
「カーテンをピンクと白のレースにして、ベットも可愛いのにしよう♪」
パパ:「いいね♪部屋を自分の好きな空間にしてもらえたらダニちゃんからしても認めてもらえた感じがしてお母さんとの距離が縮まるね♪」
おばさん:「そうね、、おばさんもそうしてあげたくなったけど、買ってあげるお金がないの、、」
「ダニエルのパパはダニエルに怒って家を出て行ってしまって、私はショックで働けなくなってしまったからお金がないの、、」
僕:「そんなの平気だよ♪簡単♪簡単♪」
「ねぇ、おばさんのドレスと化粧道具貸してよ♪」
おばさん:「何に使うの?」
僕:「僕とパパで使うの♪」
パパ:「お!いいね♪楽しそう♪」
僕:「僕とパパでドレスを来てダニちゃんの学校に行くんだ♪」
「そして、運動場で踊って目一杯楽しくするんだ♪楽しかったら全てうまくいくよ♪」
おばさん:「大丈夫かしら、、」
僕:「大丈夫♪大丈夫♪」
――次の日――
パパ:「よーし♪運動場にやってきたぞ♪」
「友太郎かわいいな笑♪」
僕:「パパもちょっとだけかわいいよ♪笑」
パパ:「ちょっとじゃないだろ!このかわいいほっぺをみてごらん!まるでお花畑にいる少女みたいでしょ♪」
僕:「あはは♪」
パパ:「よし!友太郎ちゃん踊ろう♪」
僕:「ダニちゃんの学校のみんな見てくださーい♪かわいいかわいいヒゲパパ子ちゃんと、かわいいかわいい友太郎ちゃんが踊りまーす♪」
子供たち:「なんだあれ?変なの。でも面白そうだから見に行ってみよう♪」
僕:「かわいい♪かわいい♪友太郎♪お化粧して♪綺麗になったよ友太郎♪パパもかわいいの大好きヒゲ子ちゃん♪」
パパ:「いいぞ~♪友太郎ちゃん♪その調子で唄って踊って♪」
僕:「よし♪もっとかわいく踊るわよ♪」
「かわいい♪かわいい♪友太郎ちゃん~♪」
僕:「よーし♪ここでパルクールの必殺技をだそう!」
パパ:「よし!いけー!トンネルダブルフリップ!!」
「うぉーーー!!決まった♪」
子供たち:「うぉー!!すげーー♪かわいいのにかっこいいー!!!すげーー!!」
僕:「イエーイ♪みなさん、僕のドレス姿かわいかったですかぁー?♪」
子供たち:「うん♪かわいいしカッコよかったよ♪」
僕:「でしょー♪じゃあ、お願いがあるんだけどピンクのカーテンとレースの白いカーテンとかいらないのがある子いたらもらえないですかー?♪お願いしまーす♪」
子供たち:「何に使うの?」
僕:「ダニエルの部屋をかわいくしたいんだ♪」
子供たち:「なんで?ダニエルは男なのに?」
僕:「ダニエルはかわいいのが好きなんだ♪女の子として生きたいんだよ♪ステキだよね♪」
子共たち:「えーー、、変なの?」
僕:「変じゃないさ、レアなだけさ♪」
子供たち:「レア?」
僕:「みんな同じである必要なんてある?」
「みんなポケモンカード好きでしょ♪僕も好きで集めてるんだ♪中々買ってもらえないけどね笑」
子供たち:「俺もたまにしか買ってくれない、、、大人はケチだ!」
僕:パパ:「あはは♪笑」
僕:「ポケモンカードもさノーマルなのが当たっても嬉しくないでしょ?数の少ない珍しいレアなのが当たったら嬉しいでしょ♪」
「人と変わってるって思われている子もさカードと同じでレアなんだよ♪男の子だけど女の子になりたい子は少ないかもしれないし、変わっているって感じるかもしれないけどレアなんだよ♪」
「みんなもレアなキラキラカードが当たったら大事にするでしょ?乱暴に扱わないで大切にするでしょ♪」
「だから変わってる子や人と違う子がいたら避けたり、イジメたりするんじゃなくて、レアカードみたいに大切にしてあげるんだよ♪」
「みんなからしたらダニエルは変わっていると思うかもしれないけど、変わってると思うならダニエルはレアなんだ♪レアカードみたいにみんなでダニエルを大切にしてよね♪ダニエルはキラキラカードだよ♪」
子供たち:「うぉーー♪ダニエルすげー!!」
「今まで変なやつと思って時々イジメちゃっていたけど、お前レアだったんだなー!!スゲーー♪もう今日から大切にするからな♪」
子供たち:「ホントだー♪ダニエルよくみたらキラキラしてるよね♪」
ジェシカ:「私の部屋のカーテンあげるよダニエル♪。フリフリで超かわいいの♪」
ダニエル:「いいの?カーテンなくなっちゃうよ?」
ジェシカ:「いいよ♪ダニエルが楽しくなれたら私も嬉しいもん♪」
レオラ:「私の洋服もあげるねー♪」
ジャンカルロ:「じゃあ俺にもちょーだい♪」
レオラ:「なんでよ!あんたはいらないでしょ?」
ジャンカルロ:「いるよ!たまに俺も学校にかわいいの着てくるんだ♪」
レオラ:「なんでよ?あんたも女の子になりたかったの?」
ジャンカルロ:「ダニエルのことを違うクラスの子とか違う学年の子たちはわからないかもしれないだろ?」
「俺は1番強いから、俺がドレス着ていたら誰も文句言えないよ!」
レオラ:「あんたが1番ダニエルをイジメてたくせに笑」
ジャンカルロ:「ごめん!ダニエル!今日から俺がお前の最強の守護神だ!」
レオラ:「ピンクのフリフリドレスを着た守護神??」
ジャンカルロ:「ピンクのフリフリ、、せめて赤のフリフリにしてくれ!」
子供たち:「ピンクも赤も変わらねーよ笑」
子供たち:「よーし♪今日からダニエルをみんなで大切にするぞ♪」
ジョシュ:「よーし!ダニエルをイジメるやつはこらしめてやる!」
子供たち:「やっつけるんじゃなくて、レアだから大切にしよーよって教えてあげようよ♪」
ジョシュ:「そうだね♪それだとみんなが楽しくなれるね♪」
パパ:「わぁ♪ステキだねー、、涙で化粧が崩れちゃう、、」
子供たち:「おじさんいつまで化粧しとくんだい?笑」
みんな:「あはははは♪」
おばさん:「みんなありがとう♪ダニエルを宜しくお願いします♪」
ダニエル:「お母さん、ありがとう♪」
おばさん:「ダニエルごめんね、私が悩んだりして、お母さんはもう悩まないからね!何があってもあなたを守るから安心してね♪」
ダニエル:「ありがとう♪お母さん!」
僕:「じゃあ僕とパパは行くね♪勉強しなきゃ前に進めないから笑」
子供たち:「バイバーイ♪友太郎♪」
僕:「バイバーイ♪」
ダニエル:お母さん:「ありがとうね♪友太郎君♪バイバーイ♪」
第3話に続く
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