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お金の大学①「経済的自由を手に入れる」

トモーロです。

今回は、皆さんも本屋さんなどで目にしたことがあるのではないかと思います。「お金の大学」という本の解説をしていきたいと思います。

著者である両学長は、この本の他にも、SNSなどで「お金」についての発信をたくさんしている方です。

皆さんもお金の心配や不安など考えれるとキリがないのではないでしょうか。家族のために、自分の生活を充実させるために収入を上げたい、お金持ちになりたい、お金で困りたくない。

そのような欲はあまり外には出せないけど、誰しもが抱えています。この本はそんな悩みにヒントを与えてくれる本になっています。

では、本の解説早速いきたいと思います。それではいきましょう!


【お金持ちの定義】

まず、この本が目指していることは「経済的自由」を手に入れること。経済的自由とは、「生活費<資産所得」の人のことを言います。

私たちが働いて収入を得ているのはほとんどが会社から給与をもらう「労働所得」に対し、資産所得は株や債券の配当・利子、不動産などからの収入のことです。

つまり、この本でいうと「年収が○千万だぜ」といっても労働所得では、お金持ちではないということです。

確かに年収が高いことで人生が豊かになるかもしれないが、その反面「仕事は嫌いじゃないがもっと家族との時間がほしい」など時間を取ることができなくなってしまいます。

そんな悩みを解決するべく、この本で経済的自由を目指し、5つのポイントで紹介されています。

それが「貯める、稼ぐ、増やす、守る、使う」の5つです。その中でも私の記事では、特に大事な前半の3つ「貯める、稼ぐ、増やす」を中心に解説していきます。


【貯める】

お金持ちを目指すとなると、みんな最初から収入をあげることを考えてしまいます。昇進・昇給、副業など。しかし、最初にすることはシンプルに貯めること、つまり支出のカットです。

なぜ支出のカットをするのか。それは、みんな生活する上で余分なお金を払い過ぎているからです。

支出カットと聞くと、我慢して節約するしかないのかと思うかもしれませんがそんなことはありません。

支出の見直しをするのはズバリ固定費だからです。固定費を一度見直せば、その効果はずっと続くのです。

見直しは主に3つ。
・スマホは格安SIM
・電力会社の見直し
・保険会社の見直し


【スマホ、電気、保険】

まずは、スマホです。最近では大手キャリアも割安なプランになっています。しかし、価格をグッと下げるならやはり格安SIMにすべき。

確かにキャリアメールが使えない、LINEのID検索が使えないというデメリットがありますが、それら使ってますか。メールもGoogle、Yahooなどが使えるので不要なのではないでしょうか。

次は、電力会社の見直しです。今はさまざまな電力会社ができています。また、携帯料金、ガス、電気を一つのメーカーに揃えればかなり割安で使えるところもあります。

これまで全く気にせず、見直しもしていなかったという人も多いのではないでしょうか。これを機に見直してみてください。

最後は、なんと言っても保険の見直しです。保険が一番大事な項目になります。必要な民間保険は次の3つのみ。「生命保険、火災保険、自動車保険」のみになります。

これ以外は全て不純物です。いますぐやめましょう。


【保険に対する対策】

なぜ3つ以外は入らなくて良いのか。それは日本の場合、社会保険がとても充実しているからなのです。

そもそも保険の商売というのは高確率で発生するリスクについては保険の商品は成立しないものです。高確率のものに備えていたら保険会社の儲けはありません。

最悪な保険の加入の仕方は、「感情で判断してしまうこと」なのです。「もし…」や「万が一…」といった不安を煽られつい入ってしまったというのが最悪なケースです。

では保険に対してはどのように対応するのか。それは「国の公的保険+貯金」で充分です。例えば、がん保険についても加入する必要はないんです。

男性の場合、30〜40歳の間にがんになる確率は0.6%。万が一なってしまった場合でも治療費を見てみると。6割の人が50〜100万円程度なのです。

生活防衛資金がしっかりと貯金されていればカバーできる金額です。このようにしっかりと考えることによって毎月の支出をカットできます。

保険に対する基本的な考え方として、

低確率で損失が大きい→貯金で対応
高確率で損失が小さい→貯金で対応
低確率で損失が大きい→保険で対応
高確率で損失も大きい→近寄らない

これを頭に置いて今一度保険を見直してみてください。


【車とマイホーム】

最後のお話しするのが車とマイホームの話です。まずは車についてですが、車については「買うな!」の一択です。

それでも生活でどうしても必要なときだけ「中古現金一括」で買うことを言っています。それ以外は車は買ってはいけません。

公共交通機関やタクシーなどを使った生活スタイルにしてください。新車を20〜70まで新車を持ち続け、7年に1回買い換えたとすると、維持費、税金など全て合わせてかかる費用は約4000万円になります。

どうですかこの金額?ちょっと驚きますよね。できるだけ車を使わない生活にしましょう。

あとマイホームについて。マイホームは残酷なことを言いますが買った瞬間消耗品です。

マイホームは、建物のお金と土地のお金に別れています。建物に関しては完全な消耗品です。毎年価値がどんどん下がっていきます。

一方、土地はいい土地に住んでいると価格が高騰していきます。それならマイホームが不要な時は売ればいいのではないかと思うかもしれません。

しかし、不動産素人の人がそのようないい土地を選んで購入することが果たして可能なのでしょうか。

また、人口減少、空き家問題、地下減少という厳しい時代の中でそれでも価値が上がる土地を選ぶことができますか。すでに資産価値がある土地は、資産家が手放しません。

そういった意味で、車とマイホームについては検討してみるといいと思います。


【本日のまとめ】

いかがだったでしょうか。本日は、両学長の著書「お金の大学」の貯めるについて解説していきました。

本日の内容をまとめます。まず、お金持ちの定義は「生活費<資産所得」の状態であり、労働所得のみの人は年収が高くてもお金持ちではないということ。

そして、その状態を経済的自由といい、その状態に近づくための最初のステップとしてお金を貯める必要がある。

お金を貯めるのは、固定費を見直すことでポイントは「スマホは格安SIM、電力・保険の見直し」が必要で保険は「生命保険、火災保険、自動車保険」以外は全て「国の公的保険+貯金」で対応すること。

車とマイホームは買わず、賃貸に住んでできるだけ車を使わない生活を心がけるということです。

次回は、稼ぐのステップについて解説していきます。貯めただけではやはり経済的自由になるには時間がかかりすぎるので稼ぐステップは必須になってきます。それを解説していきたいと思います。

ではまた👋


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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