中国語の基礎知識 - 中国語の基礎講座1
こんにちは、Tomです
このマガジンでは中国語の基礎について解説していこうと思ってます
何かをするときはすでに出来ているように振る舞え、という言葉もあるので、中国語学者になったつもりで解説記事を書いていきます
読者の皆さんも、自分はすでに中国語ネイティブのレベルで話せるぜ!って感じで読めば、上達が速まるでしょう(たぶん)
まず、最初の一回目は中国語を学ぶ上で必要な基礎知識を提供したいと思います
向上心のある人だと、早く勉強を始めたい!って気持ちもあるでしょうが、まずは前提として知っておいたほうがいいものが3つあるので、そちらから始めていきます
まず、「中国語は複数ある」ということです
中国語は、中国や台湾などで話されているのですが、地域によって話される中国語は全然違うのです
これは日本語の方言のようなレベルではなく、お互いに会話の通じない別の言語レベルで違います
北京語、広東語、台湾語など、地域によって話される中国語は全然違うので、「共通語」が必要です
そこで登場するのが、「普通话(プートンホア)」という共通中国語です
外国人が勉強する中国語は普通话で、中国人とはこれでコミュニケーションをとります
ここの講座で取り扱うのも、普通话となります
僕たちが勉強する中国語は普通话であることと、もう一つ知ってほしいことがあります
それは「漢字は国・地域によって違う」ということです
たとえば、先ほどから書いている「普通话」の「话」という字は、日本語では使われてませんよね
これは「簡体字」というもので、「话」は日本語の「話」という字の簡体字版です
この簡体字は主に中華人民共和国やシンガポールで使われています
また、簡体字ではなく、地域によっては「繁体字」を使って中国語を表記するところもあります
たとえば、香港や台湾などがそうです(ただし、香港と台湾の繁体字は少し違います)
繁体字は戦前の日本の漢字のごとくで、画数が多く手書きだとものすごくめんどそうな字です
当講座では、普通话に採用されている簡体字で学習を進めていきます
最後にもう一つ
中国語はどのように発音を表記するか、という話をします
日本語で漢字の読み方を知りたいときは、ひらがなという表音文字があるので問題ないのですが、中国語は全て漢字なので音をそのまま表せません
そこで、中国語ではローマ字を用いて、「拼音(ピンイン)」という音の表記法を採用しています
当講座では、漢字を使って文を作る前に、拼音を使って発音の勉強をしていく予定です
少し長くなってしまいましたが、第一回目の講座は以上としたいと思います
中国語を学ぶ上で最低限知っておいてほしい知識を紹介しました
これからも中国語について解説していくので、よろしくお願いします
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