【書評】『ガルシアへの手紙』
こんにちは!友為です。
今回は『ガルシアへの手紙』をご紹介いたします。
脳科学者の茂木さんがネットで紹介されていたのを見て、興味を持ちました。
簡単に本の概要をお話しますね。時代は1800年代のスペインとキューバの戦争です。キューバはアメリカの植民地だったために、アメリカから全面バックアップを受けて、スペインと戦争をしている状況でした。アメリカの大統領がキューバのリーダーであるガルシアに、戦争の状況を聞きたいという意志の手紙を渡すことを考えていました。この手紙が渡るか渡らないかで、戦況が大きく変わる大役です。その大役を任せられたのが、アメリカ軍のローマンでした。そのローマンが手紙を渡すために起こした行動が書かれている自己啓発本です。
私はローマンの行動力に脱帽しました。ガルシアの場所も分かりません。ましてや戦争で自分の命を落とす危険性もあります。そんな状況でもその大役を引き受け、どうすればミッションを達成することができるかを仲間と一緒に行動したのが、凄いなぁと思いました。
人はやはり協力しないと大きな物事を達成することはできないこと、そして、協力を得るためには、人に優しくすることが大事なんだろうなと感じました。
仕事で困難にあった時の姿勢を見直すときに、そばに置いておきたい一冊です。