ヘイリー・ベネット
映画「swallow」
妻ハンターは、父親の事業を継いだ夫と結婚し豪邸で暮らし始めた。
プールサイドに花壇を置きたい、窓には色を付けたいと願う彼女。望んだ生活を手に入れたのだろうか。
テラスから望む自然、モダンなインテリア、クローズアップする薄化粧の顔。映像が美しいほどハンターに近づく不吉を予感させる。
舌に置いたビー玉を飲み込むぐらいなら、怖さより美しさがまさる。
しかし、画鋲や土、ボルト…。
まさかそう来るとは!
社会派サスペンス?
違う。
うーん、わからない。
すごい作品を見てしまった。
最初から最後まで彼女の顔、表情を凝視しつづけた。
ヘイリー・ベネットに圧倒された1時間半だった。
最初はジェニファー・ローレンスに似ていて、あれっと思ったけど、どこかで観たことがある女優だとモヤモヤした。
大好きな映画の「ラブソングができるまで」に出ていたのだった。ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの。
ドリュー・バリモアの舌足らずな歌声は可愛いのだけど、「Way Back Into Love」を唄うカリスマ女性シンガーのルックスと歌唱力を覚えていた。
それがヘイリー・ベネットだった。
彼女の映画をもっと観てみたいと思う。