だから何だということもないスポーツ雑感
もう30年Jリーグを見てきたサッカーファンとしては、このオフのJリーグチーム間での選手移籍には少し驚いている。先週Jリーグのホームページに移籍情報が載っていて、興味本位に数えてみたら130人ぐらいの選手が移動していた。
90年代は移籍と言えば外国人選手が主で、日本人が別のチームへ移籍する、というのはちょっとしたニュースだった。
その後Jリーグ間での移籍自体は珍しくなくなったけど、ステップアップ的な移籍は稀で、J2含めて下位チームへの移籍というイメージがあった。
ところが近年は「良い条件のオファー」を受けての移籍や、昨年は浦和レッズに代表されるけどJ2からJ1へ移籍して即活躍する、というケースも目にするようになった。
今年さらにリーグ内での移籍が加速している背景には、新型コロナによる外国人選手獲得、入国などのリスクがあるのは間違いない。
それと今後は、近年ビックマネーで世界中から選手を集めてきた中国の複数チームによる給与未払い問題などの影響も現れてくるはずだと思う。
僕はサッカーや野球、スポーツを通じて外国の国々に興味を持ってきた。日本人選手の活躍でより関心を高めてきた。
ロスの街で「今日は野茂が登板するよ」って声かけられたこと、ヨーロッパで「ナカータ」と言われたことは何回もあった。オーストリアを走る長距離列車では、当時日本ではあまり名前の通っていなかった「岡部哲也」というアルペンスキーヤーの話を向けられたことも思い出す。
”世界を目指す”はスポーツの醍醐味。
応援する側にとってもね。
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