【viva不登校】第10話 「親子」の出発
「霧」の中に見えた一筋の光
お友達のお母様からの電話で分かったこと、それは、「うちの息子だけではなかったこと」そして「その引き金となったのが担任の先生にあったこと」である。
このことだけで親子の中にあった「霧」の中に少しだけ光が見えた気分であった。
正直にいえば、「うちの息子だけではなかった」という安堵感である。おそらく全ての親がそうおもうであろう。
と同時に、息子がここに至るまで悩んでいたこと、その中で毎日気丈に登校していたこと、それを想うと親として胸が痛む。ただ、
「ドラえもんはいない」のだ。
故に過去を悔いても仕方がない。夫婦で前を向いて行こうと決めた。そして、さらに言うならば、
「これはチャンスやな」
と。もう一度言おう。
「これはチャンスやな」
この境地に至れるかが、この課題の鍵を握るのだ。今、この1年半を振り返り1番の学びである。
もう一度言う。
「不登校、これはチャンスやな」
viva不登校。
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