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バランス感覚最強説

人から好かれるために。
うまく世の中を渡るために。

必要なものは、1から100まで、実はバランス感覚なのではないかと思うのです。

客観性、俯瞰性と言い換えてもいいかもしれません。

何事もバランス。

眠れる森の美女のパーティーのように『こどもにひとつだけ、望むままの能力を授ける』ことができるとしたら。

意外と『バランス感覚』は最強かもしれません。

でも皮肉なことに、ほどほどではなく狂ったように愛されるのは、整った人間性ではなくて
歪みだったり、突出した欠陥だったり個性だったり、どうしようもないところだったりするのですが。

バランス感覚は、天性のものもあるけれど
どれほどの経験を積み、人生のサンプルを体感しているかの差が顕著に出るもの。

本当の天才が、孤独に人生を突き抜ける分には
必要ないものです。

孤独すらも美しい才能がほしいか。

世界を俯瞰する人間力がほしいか。


究極の2択ですが、前者にはできなくて後者にはできないことがあります。

それは、大きくひとを統括したり、人助けをしたりといった
「生きる意味」
に他者が関わってくる部分。


そう考えると、バランス感覚がもたらす1番のプレゼントは
他者をも幸せにするための余裕なのかもしれません。


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