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ケアラーケア 体の感覚を研ぎ澄ませよう
ケアラーケア・セラピストのTOMOKOです。現在は、理学療法士をしながらケアラーや今後親の介護に不安をもっている方々にむけ、介護に対する意識改革とボディセラピーを発信しています。
私の信念は、自分の内側で起きていることが現実世界に反映されている。
だから、自分の世界をハッピーにする事が目の前の要介護者もより良くなる、という事です。
読んだ方の気持ちと体が軽くなって頂けたら嬉しいです❤
今日はお休みのため、スタバでアイスコーヒーを飲みながらこの記事を書いております~(^^♪ この時間の体と心の感覚大好き。同じ空間に知らない人達がいて、皆、自分の事に集中している。穏やかで平和ですね♪
さて、介護をしていたり、医療福祉業界で働いていると、ほっっっっっんとに健康第一!!!!って思いますよね。何よりも脳と心と体の健康。この3つがそれも大事!これさえ調和していたら、どうにでも人生やれるって思います(笑) そして、自分はぴんぴんころりでこの世を去りたいな❤と思うのではないでしょうか?
さて、そんなこんなでWell-Beingを探求しまくっていた私がいきついたのは、BODYの感覚を取り戻す事。感覚って、気持ちい、気持ち悪い、寒い、ふんわり、硬い、痛い、柔らかい、ざっくりこんな感じを自分が感じれているかどうか?臨床にでていると、自分の感情がわからなくなっている方は、体の感覚も鈍麻してるように思えます。
皆さん、どうですか?感じるって、ある程度時間をかけ自分に意識を向けないと感じれないので、バタバタを周りのスピードに合わせて、仕事したり介護に追われると、感じることなく月日が過ぎているのではないでしょうか?
体に意識を向け感じようとする事は、自分の本音に意識を向ける事なので、
これ自体の行為が自分を認める事、愛する事、許す事、につながるため安堵感や何かをつながった感覚になれると思います。
私がいつも行っている方法は、自分の手で顔、頭、胸、溝内、お腹、肩、腕など優しくタッチング、摩る。自分で自分をハグするように両手で二の腕を抱きしめる。
☆なんだか気分が晴れない:
なんとなくもやついている身体部位にその
もやついてる何かを、形、色、重さ、硬さな
どにイメージする。私はいつも溝内あたりが
もやもやしたり、ギューっとなるので、そこ
に触れながらその時感じる感覚を物体化し
イメージします。大きな石だったり、鎖のよ
うな時もあります。その身体に触れながら深
く長く深呼吸してみて下さい。物体化が小さ
くなったり薄くなったり、体が緩むのを感じ
て下さい。その後、実際に全身を摩って
リンパを流しましょう。※なぜリンパがよい
のか?など次回に記載します。
☆実際に痛い身体部位:触れながら、どう痛いのか?どのように痛いのか?
ズキズキ、グワングワン、キリキリ、
ギュー、など擬態語や擬音語、形容詞など
の言葉にしてみる。そして、もっとマニア
ックだと、痛みに話しかける(笑)
何を私にわかってほしいのか?聞いてみ
る。本音が出てくるかもしれないし、自分
の内側から答えが出なくてもOK!
そして、重要なのでこれらをした後の体の
緩み方、温かさ、呼吸の深さ、鼻腔の空気
の通りやすさ、思考の変化など認識する事
です。
冒頭に書いたように、自分の内側で起きていることが現実世界に反映されています。この自分の感覚に意識を向けたり、感じるという行為は自己を愛でる行為なので、ご自身の体は副交感神経(リラックス状態)が活動し、ゆったりし、筋緊張は緩み、血流もよくなり、呼吸も深くなります。そのような体になれば、感情も穏やかになり、必然的に思考も前向きとなります。
目の前の要介護者の痛みに向き合うのも大切です。しかしまず最初にケアラー側の痛みや心をケアする事からだと思います。その状態で要介護者と関わっていくことが要介護者側も幸せになります。