『死にゆくあなたへ』というタイトルの本を読んだ
身近に死を経験したことがある人と、全くない人では、『死』にたいしてのイメージが全く違うと思う。
身近な『死』はその人の人生観に多大な影響を与えると思う。
身近ではなくても、テレビなどの離れた距離の『死』からでも、それを感じ取れる人もいるし、それについて深く考える人もいる。
この本を読んで『死』へのイメージがかなり変わった。
何がと言われるとはっきりとは言えないけど、気づきがたくさんあった。
知らないことに対して抱く恐怖が、減ったのかもしれない。
『死』は恐ろしいものではなくて、頑張って生きた最後の勲章のようなものなのかなとも思った。
生と死は切り離されたものじゃなくて、地続きなんだっていう意識になった。
今日やりたかったこと、今の自分、今を、自分が望んだように精いっぱい生きているか。
そう問いかけて、出来てないことがいっぱいあるなら、それをしたいと思う自分がいるなら、今がどれだけ大切でかけがえのないものかわかると思う。
私は何の心配もなくのんびりボーっとすることが好きだから、今の生活は凄く好きだし、大切にしたいなってすごく思った。
何の心配もない状態って人生でそんなにないと思う。
私も色々あったし、めっちゃ大変だった。今は笑って言えるけど、その時はホントにボロボロだったから、なおさら今が大切なんだ^^
親のこと、子供のこと、親族のこと、国のこと、生活のこと、夫婦のこと、お金のこと、仕事のこと、健康のこと、心配や不安になる要素ってなんでそんなにあるの?!ってたくさんあるから。
人によって立場があって、役割があって、世間の目があって、外からも内からも求められることは多いけど、自分がしたいと思うことだは忘れずにいて欲しい。
それを忘れてしまったら、その人は『鬱』に足を突っ込んでると思う。
逃げる気力があるうちに、そこから逃げることが何をおいても大切だと思う。
真面目な人ほど、目の前の壁を飛ぶことしか考えられなくなるから。
立ちはだかる壁は言うなれば、草野球の人がプロ野球で突然プロレベルでプレーをしろって言われるようなものだから。
逃げじゃなくて、準備期間の為にいったん離れる、飛べる力がついたら向き合えばいいだけだよね。
向き合いたくないなら向き合わなくてもいい。
あなたが幸せに生きれるほうが絶対大切だから。
と、いつものように話がどんどん脱線していくので、元に戻す(/ω\)
この本を読んで『緩和ケア』にすごく興味を持った。
漫画でも『緩和ケア』の話を何冊か呼んで、頭に残ったことを書くと
・人は食べられなくなって10日(点滴無し)
・尿が出なくなって3日
・点滴をすると痰が絡んでしんどい
・がん患者さんは最後はせん妄状態になることが多い。本人は覚えていない。この病気がそういうものだから、本人も家族も医療者も、誰も自分を責めなくていい。
・体に触れることで、その人の力になれることがある
・その人との楽しかった、面白かった、その記憶を一緒に話す。
・共感しすぎると自分の精神まで壊れるから、どこかでちゃんと自分の精神と相手の精神の境をもっておくことがとても重要
・その人がどうしたいのかを聞くことが一番大切
とりあえず今日はここまで(*´ω`*)
また気が付いたことを書き足していく予定です(^□^)/