「ごめんね」を封印してみた
付き合って12年、結婚して6年。「これはやってて、良かったな」としみじみ思うことがあります。それは、「ごめんね」を封印したこと!
「ごめんね」の応酬
結婚したばかりの頃。比較的夫の仕事は落ち着いていて、私は繁忙期が続き、残業三昧だった時代がありました。
帰りも深夜なので駅まで夫に迎えに来てもらい、ご飯も夫がつくり、家事も任せっぱなし・・・
仕事でいっぱいいっぱいの自分が情けなくて、申し訳なくて、口癖のように「ごめんね」ばかり言っていたんです。
そんなとき、夫は困り顔で「大丈夫だよ」と言ってくれました。
たくさん負担をかけた挙句に優しい言葉をかけられ、ますます申し訳なくなって「ホントにごめんね」と返す日々…。ありがたいはずなのに、どんどん申し訳なさが募っていたことを覚えています。
でも、あるとき。
私の仕事がやっと落ち着いた頃、夫の仕事が急に忙しくなりました。
「今度は自分の番!」と張り切っていた私でしたが、今度は夫から何度も「ごめんね」と謝られるようになり…
って、悲しくなってしまったんです。
「ありがとう」の魔法
自分が言われる側になり、ハッとしました。そうか、「ごめんね」に対する夫の困り顔は、こんな気持ちの表れだったんだ。
そして、夫が謝ってくれる気持ちも痛いほどに分かる。――― 少し前まで、自分が懸命に言う側だったから。
せっかくお互いがお互いのためを想いあっているのに、これってなんだか哀しすぎる…!
そう考えて辿り着いたのが、こんな言葉でした。
この言葉をきっかけに、私たちは「ごめんね」を封印。「ありがとう」と伝え合うようになりました。
正直、封印したての頃は内心(申し訳ない~~)と思いながら、とりあえず「ありがとう」と言っていたのですが(笑)、言い続けるうち、段々と心も変化していきました。
それまでは私も夫も、無意識のうちに「自分が頑張らなきゃ、何とかしなきゃ」という頑なさを抱えていたのだと思います。「ありがとう」の魔法のおかげで、こうして支え合える関係は本当にありがたいな、幸せだなと、心から感じられるようになったのでした。
夫婦キャリアの原点
これまで夫の転職、私の起業など、お互いのおかげで沢山のことを叶えてきました(詳しくは こちら)。
もしも、結婚してずっと「ごめんね」の応酬を続けていたら ――― やってみたいことがあっても、どこか遠慮して踏み出せなかったり、相手が忙しいとき、「たしかに、自分が犠牲になってる…」なんて、相手を自分の足を引っぱる存在のように感じてしまっていたかもしれません。
「ごめんね」の言葉を、「ありがとう」に。ぜひ今日から試してみてください^^
最後まで読んでいただきありがとうございました。今日も素敵な1日を🚢!
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