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子どもの嘘、どうする?

今日はどんな気分で過ごしていますか?
私は今日朝から娘に嘘をつかれて
ちょっとプンプンしそうになりました。


今日は
「子どものつく嘘」について。



あなたのお子さんは「嘘」をつきますか??


うちの5歳娘は
ちょこちょこ嘘つくんです(笑)
かれこれ2年ほどね。


嘘をつかれると親としては…
「嘘はダメと教えないと」
「うちの子、嘘をつくようになってきたんだけど、これって叱るべき?」「嘘をそのまま放っておくと、どんな子になるのか心配…」
なんて思いますよね?


嘘をつく娘を見ると
「ちゃんと正直に言える子に育てたい!」
私はそう思っていました。



あなたはどうですか?


実は子どもの嘘にもいろんな種類があることに
気づいている方はいますか?


子どもの嘘には
怒る前に知っておきたい理由が隠れているんです。



今日は私が経験したエピソードを交えながら
子どもの嘘の心理と親としての向き合い方についてお話ししますね。



「水筒が漏れてる」の嘘

今朝、保育園の準備をしていた朝のこと

娘が水筒の水を飲んでいました。
保育園へ持っていくためのものなのに
入れたそばから飲む娘
やめて欲しい…(笑)



すると突然
「ママ、水筒が漏れてるよ!」


慌てて水筒をチェックしたけど
漏れている様子はなし
(たまにゴムパッキン入れ忘れるから、またやっちゃった?と思った)



でも、床を見るとびしょびしょに。
「なんか冷たい~」
見てみると娘のズボンもパンツも濡れていて…。


あっ、これはこぼしたな!と思ったので
「これ、こぼしたんじゃないの~~~?」
と(優しく)聞くと、娘は首を振って

「漏れてたの!」と


こぼしたのは事実っぽい
でも本人が「漏れてた」と言い張るので
とりあえず出発時間も迫っていたので
着替えてもらいました。


そして、着替えている途中で
改めてこう聞いてみたんです。


「冷たかったね……水筒倒しちゃったの?」
すると娘は小さな声で「うん」と認めました!!
(「やっぱりね!」と思ったけど心の中でとどめておく)


きっと出発直前だったから
こぼしたって言ったら怒られると思ったんでしょうね。


だから「漏れてた」と嘘をついて、
自分を守ろうとしたんだな~って気づきました。


あなたのお子さんもちょっとした嘘つくことありませんか?
そんな状況があったときあなたはどんな言葉をかけていますか?



嘘の背景にある子どもの心理

「うちの子もこういう嘘つく!」って方いますよね?


実はねこういった嘘、悪いことばかりではないんです。
嘘をつく子どもの心には、こんな理由が隠れているんです。


1. 怒られるのが怖い

子どもが嘘をつく一番の理由は
「怒られるのが怖い」から。



特に親から叱られることを恐れて、嘘をついてでもその場を切り抜けようとします。
(賢いよね!!)


2. 親に良い子だと思われたい

子どもは無意識のうちに「ママやパパに喜んでほしい」と思っています。


「自分は悪いことをしていないよ」とアピールするために、嘘をついてしまうこともあるんです。
(ママとパパが大好きな証拠♡)


3. 現実と空想の区別がまだ曖昧

小さい子どもは、自分がしたことを「なかったこと」にしたいと思う気持ちが強く、空想で作ったストーリーを信じ込むことがあります。



「水筒が漏れた」という嘘も、こういったケースの一つです。
(まだまだファンダジーな世界にいたいお年頃☆)


子どもの嘘にどう向き合えばいい?

じゃあ、子どもが嘘をついたとき、親はどうすればいいの?



ここで重要なのは
嘘そのものを叱るのではなく
その背景に目を向けることなんです。


1.嘘をすべて叱らない

嘘をついたからといって、頭ごなしに叱るのはNGです。
叱られることで子どもは「本当のことを話すと怒られる」と思いますます本音を隠すようになります。


お母さんはそこまで嘘に敏感にならなくて大丈夫!


2. 子どもの気持ちを聞いてみる

「どうしてそう言ったの?」と優しく聞いてみる
「怒られるのが怖かったのかな?嫌だったのかな?」と問いかけると
子どもは「そうだよ」と安心して気持ちを話してくれることが多いです。


今日の娘はこのパターンでしたね。



そして「優しく」話しかけるのがポイント!
口調は優しくても顔が怖いことあるから注意(笑)


3. 共感する言葉をかける

「怒られたくなかったんだね」「困っちゃったんだね」と共感する言葉をかけることで
子どもは「ママはわかってくれる」と感じます。
それだけで親子の信頼関係が深まりますよ。



4. 叱るより教える

例えば今回の水筒のケースでは
「次は倒れないように気をつけようね」と
これからどうすればいいかを一緒に考える方が子どもにとっても学びになります。


「嘘をつくこと」も成長の一環!

実は心理学的には「嘘をつく」という行為自体が、子どもの成長の証とされています
カン・リー教授の研究によると、子どもが嘘をつく能力は実際に知性や社会性の発達の重要な一部であることが示されています。


なぜなら、嘘をつくには「相手がどう感じるか」を考える能力や状況をコントロールする力が必要だからなんです。



つまり、嘘をつくことも子どもが社会性を身につけていく大事なプロセスの一部なんですね。


嘘をついたことでお母さんがどんな反応をするのか
周りの人はどんな態度になるのか
自分はどんなふうにみられるのか
こういうことから学んでいくんですね。


私が学んだ「嘘の向き合い方」

正直に言います。
以前は、娘たちの嘘を見つけるたびに「どうして嘘つくの!」と叱っていました。

「なんで嘘ついたの?どうして?なんで?」
(尋問のように問いただす)

「怒らないから正直に言いなさい!」
(怒らないと言いつつ、子供が何か言ったらそれに対して怒る)


いや~これみんなやっていませんか?
私は毎回やってましたよ!


でも、叱るたびにお互い嫌な気持ちになるばかりで
また同じような嘘が繰り返される…。
悪循環でしかなかった!!


そこで
「子どもが嘘をつく理由に目を向けよう」と
考え方を変えました。


それ以来、子どもの行動の背景に着目するようにしたら
子どもが嘘をつきたくなる理由もわかったし
私は子どもに「怒る母」像をイメージさせちゃっていたんだなと反省もしました。
(ママ怖いから本当のこと言えない…)


だた、人を傷つけるような嘘に関しては
じっくり話し合いをします。


私が学んだこと

子どもが嘘をついたとき
「どうしてこんなこと言うの!」と感情的になるのは簡単。


でもその前に、ちょっと立ち止まって考えてみる。
嘘をついた理由が何かを見つけることで、子どもの気持ちに寄り添えるチャンスが生まれるんです。


嘘を叱るのではなく「この子はどうして嘘をついたんだろう?」と背景を探る視点を持つと、親子の絆はもっと深まるはずです。



子どもも少しずつ正直に話すことの大切さを学んでくれていると思います。


私の娘はまだ、すぐに正直に話すところまで至っていないときもあるけど
以前よりは嘘をつく回数も減ったり
あとから「やっぱ○○だった」と本当のことを教えてくれたりと少しづつ成長がみられます!


こうやってちょっとずつ変化していけばいい!
まだ5歳だから。気長に行こうと思います。


ぜひコメントで
・お子さんがついた可愛い嘘
・本当に困っている嘘
・子どもに一本取られた~嘘
などなど

あなたお子さんの嘘エピソード
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