「宿根草の庭」 母の庭づくり #5 紫陽花、実家はお寺か。
今の季節、玄関先に、白い花を枝垂れるように柏葉紫陽花の鉢植えが、多く見られる。母の家も、そうであり、実に大切にしている。うちの地方だけかもしれないが。
風水的にいいのだろうか。
実は、紫陽花が、何故に、お寺さんとか公園にいっぱい咲いているんだろうかと、調べてみると。
紫陽花は、「水の気を吸い尽くすため、恋愛運を吸い取り、未婚女性が家に根付くとされる・・」
または、「紫陽花は、生育に水分を多く必要とすることから、良い気を吸い取ってしまう・・」
ピンクの紫陽花は、「元気な女性」で、少しいいかなあと。
で、姪っ子が、未婚であるのも、もしかして、紫陽花がまるで、お寺みたいに、何箇所も植えてあるので、アホな私は、真剣に悩んだ。
せめて、青から、ピンクにしようと。
大きなガクアジサイの強制剪定から始まる。
あとは、適宜、剪定。
母からは、「あんた、切りすぎよ、あれじゃあ、花咲かないでしょ!」
と、文句を言われる。
ところが、青の大きめガクアジサイは、蕾が二つ。他は、中庭には、ピンクの可愛い紫陽花が花をつけていた。
斑入りガクアジサイも、「変なふうに切って、もう、かまわないで!!」と言われたが、なんのことはない、花は咲いている。
裏庭の紫陽花も、珍しく、ピンクの紫陽花が。
まあ、今時、未婚の女性も増えてきて、少子高齢化は、進む世情だから、姪っ子たちが未婚であることも、本人たちの意思の問題。
姉、イノキ、「ちゃんと、咲いとるが・・・」
母も、「池のそばの紫陽花も、ピンクになったね、これから、色が変化して、綺麗になる・・」
イノキ、母への思い、「何も知らんくせして・・」
私、「そんなこと言ったら、逆に返されるだけだから、私は黙っている」
柏葉紫陽花の花言葉
カシワバアジサイの花言葉は「汚れなき心」「清純」「皆を惹き付ける魅力」「優美」「慈愛」です。 それぞれの由来についての詳細は語られていないものの、密集して咲く小さな花が汚れのなさや清純さを連想させると言えるでしょう。
おそらく、玄関に飾るのは、風水的なものだと思う。
紫陽花の花言葉は
あじさいの花言葉は、「移り気」や「浮気」「無常」です。 この花言葉は、あじさいの花の色が時期によって変化することから付けられたと言われています。 あじさいの色ごとの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」です。
何かの本だったか、映画だったか、シーボルトが、シーボルト事件で、国外追放。愛する女性お滝さんから、「オタクサ」とも言われたことをふと思い出す。