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アドレスホッパーな生き方なんてできない

アドレスホッパー=住所を持たない人” 近頃アドレスホッパーな生き方をしている人が増えているらしい。彼らは特定の住所を持たずに、少量の荷物だけで生活拠点を転々とする人たち。それも本当にすごくって、少量の荷物が「キャリーケース」や「大容量のバックパック」なんかだと想像をすれば・・・・彼らの持ち物は日常使いの小さなリュックサック1つだけ。そんなもんで生活できるのかと心配性な私は恐ろしくも感じている。

アドレスホッパーさんの利点

本当に使うものだけで最小限に」アドレスホッパーのメリットはここにあるらしい。必要なものだけ生活がコンパクトになると違った世界もまた見えるらしい。生活がラクになったという人もいた。また、アドレスホッパーのもっともなメリットとしてフットワークの軽さをあげる。家や大きな荷物を持たない彼らは、いつどの時でも気軽に移動ができ新たな人との出会いや貴重な瞬間に立ち会うこともできるらしい。


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今の私の暮らしはまさに孤立ししている。新天地に来て、知り合いも少なければ近所に頼れる人もいない。平日は仕事に行き、そのまま直帰で家に帰り、週末はゆるりとした時間を家で過ごす。人に会いたくなることはほとんどなくて、平日が慌ただしい分休日の一人でのんびりと過ごす時間がたまらなく幸せ。今の暮らしでは誰からの介入も望んではいなくて、一人の時間をこれでもかというくらいに楽しんでいる。

そんな自分からしたら、アドレスホッパー「家のない暮らし」なんて信じられなくて声も出なかった。今の私の生活から家がなくなってしまったら私はどうなっえてしまうんだろう。考えたくないし、恐ろしく思えた。


人のチカラ

人は不思議。人が変わると好きなものやそれぞれの考え方、目に見えるものや、大切にしているものなど全部が全部違うんだと改めて気付かされた。本当に全て同じ人なんてこの世の中にはいないもので、見た目も違ければ中身も違う。ごまんといる人間にすごく興味関心が湧いた。そうだ、もっと「個」を大事にしよう。違うことが普通なんだ。合わせなくていいし、「must」的な考え方はこの世に存在しない。みんな自分らしき生きよう。


おしまい