あの頃がよかった?
こんばんは。ともたけです。
よく昔を振り返ってという話があります。楽しかったことを共有したい。というノスタルジーに浸るのは理解できなくないですが、それは同じ世代でとどめて欲しいと思います。
「若い人には分からないと思うけど」という話を「若い人」と言われた人の誰が聞きたいでしょうか?そして、やたら同世代だからと、その時代のトークをしたがるのは何故なんでしょうか?
僕はそういった話はたくさんしたくありません。「〇年前にこんなことがあったよね」という歴史を語るくらいでと思っています。
時にはノスタルジーに浸ってもいいですが、それを懐かしんだり、良かった。などと思うのは避けたいものですね。
ノスタルジーの罠
ノスタルジーにはいろんなことがあります。昔のことを振り返って懐かしむこともあれば、あの時はよかった。などがあると思います。
懐かしむのはいいのですが「あの時はよかった」が一番危険な言葉だと思います。
僕自身は昔のほうがよかった。というのは全くないです。思い出は思い出であり、戻ることができないのだから。
あの時よかったということを話す人のお話は、一部であれば学びや共感はあるとしても、そのほとんどが聞いていて面白くありません。それは現在や未来の否定だからです。
今や未来が面白くないから、過去を面白いというのです。こんな悲しいことはないと思います。特にそれは未来の長いZ世代の人たち(10代後半から20代前半)が聞いたらどう思うでしょうか?面白くないに決まっています。
同じ昔の話なら未来につながる話
ではどんな話が面白い昔の話かということです。「あの頃は」というと自分以上か同世代以外の受けはいまいちです。そういう時は「僕(私)の若いころはこんなことあって」という過去の一経験として話して「今だと○○だから、未来はこうなるかもね」というのがいいと思っています。
例えば、僕はこんな話をします。昔、プログラム言語のVB.netというプログラムが制作を簡単にするのに、ボタン1つでページ(ホームページの問い合わせ機能)をプログラムに画面もつけて自動的に作る機能がありました(今でもあると思います)。そういったことが多々あり、プログラマーの考える必要が減ってレベルが落ちたという話がありました。
ここまでの話から「自動化する以前がレベルが高くて、今はレベルが低い」なんていったら面倒な話です。なのでここから未来の話をします。
「ちょっと前でも自動化を進めているのだから、これからはもっと進む可能性が高くなる。だったらこれからは、プログラム作成以外に価値が出る。だからそれ以外の能力が必要」ということを話すようにしています。
未来に生かせる話でないと、本当に面白くないからです。
まとめ
ノスタルジーに浸ることは悪くありませんが「昔がよかった」は避けたいワードです。それだけでZ世代はうんざりでしょう。
同じ昔の話をするなら、未来につながる話をしたいものです。同じ話すなら昔のことが役に立てるようにしたいものですね。
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