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自分の感情を瞬間にすることにした
過ぎてしまった時を取り戻すことはできない。
以前の私は結構感情を自分の中に留めがちで、いつまでもあの時ああしておけばよかったなということを引きずるタイプでした。
今でもたまに心が弱るとそんな思考が蘇ることもあります。そんなときにはとことん蘇ってしまえばいいのだ、と。
ポジティブ思考でいこう!常に前向きでいることで人生は変わっていく。それは正しいのかもしれないけど、そんなに毎日ポジティブではいられない。
落ち込むとか後悔とかマイナスと呼べるような感情をなくすというのは結局は無理。問題なのはいつまでもマイナス感情に心が囚われてしまうこと。
マイナスの感情を持つことは悪いことでなないけれど、その感情を長い間思い続けていることが問題。
だから自分の感情を瞬間的にすることをいつも意識しています。
・落ち込んだときはとことん落ち込む、出し切って後に残さない
・自分の中で湧き上がった感情をなるべく早く言語化する
・解決策を求めようとしない
ここ数年意識的にやっていることの一つですが、落ち込んだときにあれこれ考えることを考え尽くす、自分のマイナスの感情と真正面で向き合う。残りがないほどまで出し尽くしたらあとは容量が増えるだけなのです。
その感情を言葉にしたり、書き記したり、誰かに話したり早く言語化することで感情から離していく行為はとても大事。
感情は瞬間的なものだから、なんとかしようと思わない。答えは出てこないのだと。(出たら出たでそれは構わない)
この一連の流れを私の中では「感情トレーニング」と呼んでいたのだけど、調べてみたらそういう本はあるらしい。
でもちょっと私の思ってるのとは違う。
そのほかにも感情セルフケアとか感情に流されないでコントロールしようとか、感情と向き合おうとか調べたらいろいろあるけれど、感情は流されてもいいし、癒されなかったとしても別にいい。
感情はコントロールするものではなく、自分の感情を意識したり出すことで完結するものだと思うから。
そして感情は自分勝手だからまだ蘇ったり、何度も同じ思いを持ってしまうこともよくある話。でもそれでいいんです。
自分の感情を瞬間的にする。何度でもそれをしてあげればいい。それが私のやり方で自分との向き合い方なのだと。
ふと「感情瞬間パック」という言葉が浮かんだ。それぐらいがちょうどいいかもしれない。
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